よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 都道府県の推薦について (216 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

◆今回のがん診療連携拠点病院等の推薦・現況報告に係る奈良県の考え方について

資料5

●第3期奈良県がん対策推進計画(平成30年3月策定)におけるがん診療連携拠点病院の位置づけ
都道府県がん診療連携拠点病院〔奈良県立医科大学附属病院〕
・県のがん診療体制の中核的な存在として、質の高い専門的ながん医療を提供
・「奈良県がん診療連携協議会」を運営し、地域がん診療連携拠点病院等と連携して、県全体におけるがん診療の水準の向上とがん
診療の連携体制の充実に向けて中心的な役割を担う

すべての医療圏に
拠点病院を整備

地域がん診療連携拠点病院〔奈良県総合医療センター、市立奈良病院、天理よろづ相談所病院、近畿大学奈良病院〕
・地域のがん診療体制の中核的な存在として、質の高い専門的ながん医療を提供
・都道府県がん診療連携拠点病院と連携して、その属する二次医療圏内のがん診療の連携体制の充実に向けて中心的な役割を担う

地域がん診療病院〔南奈良総合医療センター〕
・地域のがん診療体制の中核的な存在として、がん診療連携拠点病院とのグループ指定により専門的ながん医療を提供

県内で、安全かつ安心
な質の高いがん医療
の提供を!!

●本県のがん診療連携拠点病院の現状
医療圏

奈良医療圏

東和医療圏

西和医療圏

中和医療圏

南和医療圏

対象市町村数

1(奈良市のみ)

9

9

8

12

がん診療連携拠点病院
人口割合(%)

奈良県総合医療センター
天理よろづ相談所病院
市立奈良病院
26.75
14.97

近畿大学奈良病院
25.63

奈良県立医科大学附属病
南奈良総合医療センター

27.88
4.77

●同一医療圏で重複するがん診療連携拠点病院の役割 (奈良医療圏)
<奈良医療圏の特徴>
・奈良医療圏は奈良市のみで、市部では面積が最も大きく、県総面積の7.5%を占め、東西長32.02km と東西に長い。
・奈良県の人口の4分の1以上を占める。
<奈良医療圏におけるがん診療の状況>
奈良県総合医療センター

相互協力により質の高い
がん医療を提供!

主に奈良医療圏の西部のがん患者を受け持つ
治療:高度な治療や手術支援ロボットの導入の先進的な療法の実施
緩和ケア:緩和ケアチームの強化

市立奈良病院
主に奈良医療圏の東部のがん患者を受け持つ

治療:主に大腸がんの内視鏡手術や乳がん手術を多く実施
緩和ケア:緩和ケア病床の設置

へき地医療拠点病院としてへき地へ医師を派遣
へき地における住民の医療を確保・支援し、がん予防や早期発見の機能を担うなど地域医療を補完

216