参考資料3 都道府県の推薦について (184 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》 |
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資料5
3.がん診療連携拠点病院等の現状、今後の役割
〇滋賀県のがん医療は、国指定のがん診療連携拠点病院(5病院)、地域がん診療病院(2病院)、県指定の
がん診療連携支援病院(6病院)を中心に、我が国に多いがん(5大がん)について、集学的治療を提供する
体制を整えている。今後も5大がん、その他専門とするがんについて、がん診療連携拠点病院等を中心にがん
医療提供体制をさらに整備していく。
〇都道府県がん診療連携拠点病院(県立総合病院)は、地域がん診療連携拠点病院に対する診療支援、医療従事
者に対する研修の実施など、県内のがん医療のコーディネーターの役割を担う。また、地域がん診療連携拠点
病院(大津赤十字病院他 4病院)は、各医療圏域において、専門的ながん医療の提供を行うとともに、圏域
内の医療機関に対する診療支援、医療従事者に対する研修、患者等に対する相談支援、情報提供などを行う。
〇がん診療連携拠点病院等が中心となり、また、滋賀県がん診療連携協議会などでがん診療の連携協力体制を構
築しながら、滋賀県内のがん医療の質の向上や安全確保のための取り組み、看護の質の向上、医療従事者の資
質向上などを図っていく。
4.がん診療連携拠点病院が指定されていない空白の医療圏への対策
〇湖西医療圏
高島市民病院を地域がん診療病院として推薦。隣接する大津医療圏の大津赤十字病院との連携を前提にグルー
プとして指定。高島市民病院は、大津赤十字病院と連携しつつ、湖西医療圏の専門的ながん医療の提供、相談
支援や情報提供などの役割を担う。
〇東近江医療圏
空白の解消については現在協議中であり、現状は、大津医療圏に位置する滋賀医科大学医学部附属病院が担当
する。
〇甲賀医療圏
公立甲賀病院を地域がん診療病院として推薦。隣接する大津医療圏の滋賀医科大学医学部附属病院との連携を
前提にグループとして指定。人材交流等の連携を図りながら、がん診療の提供を行う。
5.大津医療圏の2つの拠点病院の役割分担
大津赤十字病院
・大津医療圏のがん診療ならびに高島市民病院とのグループ元として湖西医療圏のがん診療を行う。
滋賀医科大学医学部附属病院
・空白の東近江医療圏を担当し、また、公立甲賀病院とのグループ元として甲賀医療圏へのがん診療の提供を行
うとともに、大津医療圏のがん診療についても積極的に行う。
・県全域の高度先進医療を提供する。
・県全域の人材育成、人材支援の中核を担う。
・地域がん診療連携拠点病院(高度型)として、高度な医療を提供する。
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