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参考資料3 都道府県の推薦について (242 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》
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岡山県 令和3年度指定推薦の考え方

資料5-②

○本県の指定推薦の考え方
本県では、「第3次岡山県がん対策推進計画」に基づき、各種施策を推進しているが、がん患者がどこに住んでいても標準的
な専門治療が受けられるよう、がん医療の均てん化を図ることを目標の一つとしている。
このため、現在のがん医療提供体制を維持し、県拠点病院を中核として、地域拠点病院や地域診療病院等がそれぞれの特徴を
活かし、相互に連携、協力することにより、がん医療の均てん化と医療水準の向上を図っていく必要がある。

○二次医療圏における指定推薦の考え方
【県南東部医療圏】
県南東部医療圏は、面積が広大で、県内で最多の人口を擁する医療圏であり、交通網も発達し、高度ながん医療の提供が可能
な病院も多く存在しており、今後もがん医療需要の増大が見込まれるため、複数の地域拠点病院が必要である。岡山大学病院は、
県拠点病院として地域拠点病院や地域診療病院を牽引するとともに、各地域拠点病院はそれぞれの特徴を活かして、県全体のが
ん医療水準の向上を図る。
【県南西部医療圏】
県南西部医療圏は、多数の人口を擁し、人口密度が県内で最も高く、交通の利便性もあることから、今後もがん医療需要の増
大が見込まれ、複数の地域拠点病院が必要である。各地域拠点病院は、それぞれの特徴を活かして、県全体のがん医療水準の向
上を図る。川崎医科大学附属病院は、高梁中央病院のグループ指定先として高梁・新見医療圏との連携強化を図り、同圏域のが
ん医療をサポートする。また、倉敷中央病院は、圏域内を広範囲にカバーし、地域連携について中心的な役割を担う。
【高梁・新見医療圏】
高梁中央病院は、県南西部医療圏等に流出していたがん患者の受け入れ施設としての役割を担うとともに、グループ指定先の
拠点病院との連携強化により、医療水準の向上、がん医療の均てん化を図る。
【真庭医療圏】
金田病院は、県南東部医療圏等に流出していたがん患者の受け入れ施設としての役割を担うとともに、グループ指定先の拠点
病院との連携強化により、医療水準の向上、がん医療の均てん化を図る。
【津山・英田医療圏】
津山中央病院は、県北におけるがん医療の中核的な役割を担い、医療水準の向上、がん医療の均てん化を図る。

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