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参考資料3 都道府県の推薦について (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》
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東海大学医学部付属八王子病院推薦の考え方

資料4-3

病院の特徴
<医療提供体制>
◆圏域内で唯一の強度変調放射線治療実施施設として、多摩地区のみならず広域にわたり実績を重ねている
◆造血器腫瘍の専門医が不足する中、3人の専門医により地域診療をカバー
◆化学療法部門においては8割を外来化学療法で行っており、患者のQOLの維持・向上および就労支援に貢献している。
<緩和ケア>
◆医師、看護師、薬剤師、理学・作業療法士、歯科衛生士、臨床心理士、管理栄養士、社会福祉士など多職種連携による緩和ケアチームを編成
し、精神・心理面、リハビリテーション、栄養面、口腔内ケアなどの多面的なサポートが受けやすい体制を整備
◆院内外の緩和ケアの質の向上のため、緩和ケア研修会並びに地域医療従事者向け講習会、市民向け講演会等を定期的に実施
<相談支援>
◆専門の相談員(社会福祉士)が、相談内容に応じて、医師、看護師、管理栄養士、心理士、薬剤師等多職種と連携して相談対応しており、また
定期的にがんサロンを開催し、患者や家族の悩みや体験を語り合うような場を提供している。また、就労支援の取組として、「がん患者就労支援フ
ロー」を作成し、就労関係施設等と連携体制を構築している。
<地域連携>
◆血液腫瘍につき、化学療法を実施できる医療機関に対し、医師の派遣や施設内での教育活動を通じ、地域での治療の分散化及び治療水準の
平均化に努めている
◆地域の多職種の医療従事者を対象とした研修会を実地やWebで開催し、がん治療についての情報提供を行うほか、小中学校へ医師を講師派
遣しがん教育の推進に努めるなどなど、積極的に地域連携の取組を行っている。
東海大学医学部付属八王子病院を指定する必要性
◆南多摩圏域は、人口約144万人(島しょを除く都内医療圏で4番目)、面積約324キロ平米(島しょを除く都内医療圏で2番目)の大都市医療
圏である。
◆現在、東海大学医学部付属八王子病院と東京医科大学八王子医療センターの2拠点病院で、当該圏域をカバーするほか、西多摩医療圏
や隣県からのがん患者のフォローも行っている。1拠点病院当たりがカバーする人口が非常に大きく、更に高齢化に伴いがん患者数も年々
増加傾向にあることから、圏域内での医療連携による充実したがん診療連携体制の構築が必須である。
◆東海大学医学部付属八王子病院は、充実した医療提供体制の下、当該圏域有数の診療実績を有しており、拠点指定に伴いその実績も
年々増加傾向にある。そのため、今後も引き続き、当該圏域のがん診療の中心的な役割を担っていくことが期待出来る。
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