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参考資料3 都道府県の推薦について (223 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24255.html
出典情報 がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第20回 3/4)《厚生労働省》
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同一医療圏での複数設置について
和歌山
医療圏

県内の人口の約43%が集まる医療圏であり、県全体のがん診療の中心的な役割を担う和歌山県立医科大学附属病院と、診療実績も多い日本赤十字
社和歌山医療センターで、当該医療圏と隣接する空白医療圏の有田医療圏のがん患者もカバーする必要があることから、複数設置が必要

田辺
医療圏

隣接空白医療圏の御坊、新宮両医療圏の患者を連携・協力のもとカバーしており、医師数の少ない当該医療圏ではどちらか一方の施設だけでは困難で
あるため、複数設置は必要。将来的に、両隣の空白医療圏内の基幹病院が「地域がん診療病院」の指定を目指すためのグループ連携を行っていく上で
も、両施設の協力・連携が必要。
地域医療構想においても病院機能の分化・連携を進めているところであり、がん治療においても病院医師の専門性に基づき治療対象のがん種の棲み分
けなどに取り組んでいる。

○田辺医療圏における地域拠点病院のそれぞれの役割(強み)

紀南病院

○田辺医療圏及び隣接医療圏の診療について

南和歌山医療センター

がん種
(我が国に多い
がんを除く)

咽頭がん、甲状腺がん
副腎腫瘍 等

脳腫瘍、脊椎腫瘍
縦隔腫瘍 等

診療機能

ロボット支援下内視鏡
手術

緩和ケア病棟

空白医療圏に関する考え方
本県では空白医療圏が3圏域存在するが、それぞれ隣接医療圏等でカバーする。
また、御坊医療圏、新宮医療圏は、県が独自に指定する「県がん診療推進病院」を設置し、一定のがん診療機能の均てん化を図っている。
有田医療圏

和歌山医療圏に隣接。交通アクセスも良いことから和歌山県立医科大学附属病院、日本赤十字社和歌山医療センターでカバー

御坊医療圏

田辺医療圏に隣接。国保日高総合病院(県指定)を中心に、田辺医療圏(紀南病院、南和歌山医療センター)や和歌山医療圏(和歌山県立
医科大学附属病院、日本赤十字社和歌山医療センター)でカバー

新宮医療圏

田辺医療圏に隣接。新宮市立医療センター(県指定)を中心に、田辺医療圏(紀南病院、南和歌山医療センター)でカバー

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