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産業保健委員会答申について (29 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011723.html
出典情報 産業保健委員会答申について(5/15)《日本医師会》
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2.5. リスクの特定
リスクアセスメントの第1段階はリスクの特定である。多種多様なリスク
が、物理化学的危険性(爆発物、可燃性等 17 項目(表 2.4)、健康に対する有
害性(急性毒性、発がん性等 10 項目(表 2.5))、環境に対する有害性(水生
環境有害等 2 項目(表 2.6))に分類 1)されており、項目ごとにリスクを特定
することが合理的である。

表 2.4

物理化学的危険性の分類 1)

火薬類

自然発火性液体

可燃性・引火性ガス

自然発火性固体

可燃性・引火性エアゾール

自己発熱性化学品

支燃性・酸化性ガス

水反応可燃性化学品

高圧ガス

酸化性液体

引火性液体

酸化性固体

可燃性固体

有機過酸化物

自己反応性化学品

金属腐食性物質

表 2.5

健康に対する有害性の分類 1)

急性毒性

発がん性

皮膚腐食性/皮膚刺激性

生殖毒性

眼に対する重篤な損傷/眼刺激性

特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露)

呼吸器感作性又は皮膚感作性

特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露)

生殖細胞変異原性

誤えん有害性

表 2.6

環境に対する有害性 1)

水生環境有害性(短期(急性))

オゾン層への有害性

(長期(慢性))

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