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産業保健委員会答申について (63 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011723.html
出典情報 産業保健委員会答申について(5/15)《日本医師会》
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4. 全国医師会産業医部会連絡協議会
全国医師会産業医部会連絡協議会(以下、協議会)は、産業医が安心して産業
医活動に専念できる環境・体制づくりに向け、各都道府県医師会に設置されてい
る産業医部会を活用し日本医師会主導で産業医の全国ネットワーク作りをサ
ポートするための組織である。令和 4 年 6 月に提出された「産業保健委員会答
申」では、協議会の発展させる活動として、産業医のスキルアップのサポート、
産業医への情報提供、産業医からの相談対応、産業医の活動支援、産業医への事
業場紹介があげられ、それぞれについて具体的な活動内容が示された。
また、コロナ禍で進捗の影響を受けた「産業医契約等支援モデル事業」や、
「日医基準に適合した産業医紹介事業者の要件」の整理については、その推進が
期待される。さらに、産業保健活動の複雑化に伴って増加する産業医の負担の対
応については、平成 30 年 4 月に提出された「産業保健委員会答申」で提示され
た産業医活動の優先順位を踏まえた、外部機関や民間業者との協力についても、
引き続き検討が必要である。このようなこれまでの産業保健委員会での答申を
踏まえて、協議会の活動を発展させる必要がある。

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