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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (16 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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<セキュリティ面>

利用する際の自施設のセキュリティ要求内容やレベルについて、特に病院では、
自施設のセキュリティポリシーに準じたシステムでないとシステムを導入できない
ことがありますので、事前に確認が必要です。


個人情報の安全管理対策の実施について、システムを提供するベンダー側にお
いて、個人情報の安全管理対策を適切に実施しているかどうか確認する必要が
あります。

実施環境の構築


実施に向けて、「別添 3.1.3 ハードウェア・ネットワーク構成」に示すネットワーク・
機器のうち、必要なものを導入する必要があります。また、業務を担当する職員
(医師・看護師・事務職員等)や、訪問看護事業所等の関係機関との連携体制の
構築が必要です。

実施手順の確認
1)各種届出の実施

令和4年4月以降、オンライン診療を行い「情報通信機器を用いた診療」として診
療報酬を得る場合には、地方厚生(支)局に対して施設基準の届出が必須になっ
ています。具体的には、①「基本診療料の施設基準等に係る届出書」、②「情報
通信機器を用いた診療に係る届出書」の2つの書類の提出が必要です。
2)患者説明資料の作成

オンライン診療の実施に当たっては、患者の希望を十分踏まえて、希望された患
者に対してオンライン診療の説明を行い、利用への同意を得る必要があります。


患者向けの説明書、同意書、院内掲示等の作成が必要となり、多くの医療機関
ではオンライン診療システム提供事業者の支援を受けて説明書、同意書、院内
掲示等の必要書類を作成しています。



また、患者には使用するオンライン診療システムの説明をしたうえで、セキュリテ
ィ面におけるリスク(患者側の端末で推奨されるセキュリティ対策や個人情報の
管理の責任の所在等)について説明し、合意を得る必要があります。

3)予約管理体制の構築

オンライン診療患者は通常の外来診療時間外に実施するケースが多く、オンライ
ン診療患者としての予約枠の設定が必要となります。


また、予約管理の方法としては、専用の予約システムで管理するケース、電子カ
ルテで管理するケース、オンライン診療システムで管理するケース等がありま
す。現状はオンライン診療システムで設定した予約情報と他システムでの情報連

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