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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html |
出典情報 | 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》 |
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3.7
事例7:独立行政法人労働者健康安全機構 中部ろうさい病院【愛知県】
働き世代の糖尿病患者を対象としたオンライン診療:仕事と治療の両立を支援するアプロ
ーチ
基本情報(オンライン診療)
医療機関種別
☑病院 ☐診療所
地域性
☑都市型 ☐地方型
対象年齢
☑一般 ☐高齢者 ☐小児
医療分野
☑医科 ☐歯科
☐調剤
対応診療分野
☐初診 ☑一般
☐在宅
☐へき地
☐小児医療 ☐新興感染症等
主な診療科
総合内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、
神経内科、心療内科、糖尿病・内分泌内科等、計 28 診療科
システムの形式
☑専用システム ☐汎用システム
診療形態
☑DtoP
☐DtoPwithD ☐DtoPwithN ☐その他
施設情報
所在地
設立主体
病床数
医師数
看護師数
従業員数
愛知県
民間
556 床
常勤:147 名
428 名
799 名
1. 実施しているオンライン診療
1.1. オンライン診療の概要と特徴
中部ろうさい病院のオンライン診療は、糖尿病治療からの脱落防止を目的に、勤労者が
昼休み時間などを有効活用して、仕事を休まずに職場(会議室等)で医師の診察を受けるこ
とができる仕組みとなっています。また、働き盛り世代の患者の治療と仕事の両立をリアル
タイムでサポートするために、職場と医療機関の職域連携の仕組みづくり(ツール)として
「就労と糖尿病治療両立支援手帳」を作成し、患者の企業と主治医が、患者の治療方針や
血糖管理状態、就労に当たって配慮が必要な事項等を記載して情報の共有を行っています。
従来の「就労と糖尿病治療両立支援手帳」は交換日記のようなやり取りであるため、主治医
が記載した職場への依頼事項などの職場からの回答や、職場からの疑問点は、次回患者
が受診するまで確認できませんでしたが、オンライン診療においてはチャット機能でリアルタ
イムにやり取りができることで、必ずしも患者を介さずに職場と医療機関が情報共有をでき
ています。なお、オンライン診療は、対面診療の補完として実施しているため、基本的に通
院中の患者を対象に実施しています。
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事例7:独立行政法人労働者健康安全機構 中部ろうさい病院【愛知県】
働き世代の糖尿病患者を対象としたオンライン診療:仕事と治療の両立を支援するアプロ
ーチ
基本情報(オンライン診療)
医療機関種別
☑病院 ☐診療所
地域性
☑都市型 ☐地方型
対象年齢
☑一般 ☐高齢者 ☐小児
医療分野
☑医科 ☐歯科
☐調剤
対応診療分野
☐初診 ☑一般
☐在宅
☐へき地
☐小児医療 ☐新興感染症等
主な診療科
総合内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、
神経内科、心療内科、糖尿病・内分泌内科等、計 28 診療科
システムの形式
☑専用システム ☐汎用システム
診療形態
☑DtoP
☐DtoPwithD ☐DtoPwithN ☐その他
施設情報
所在地
設立主体
病床数
医師数
看護師数
従業員数
愛知県
民間
556 床
常勤:147 名
428 名
799 名
1. 実施しているオンライン診療
1.1. オンライン診療の概要と特徴
中部ろうさい病院のオンライン診療は、糖尿病治療からの脱落防止を目的に、勤労者が
昼休み時間などを有効活用して、仕事を休まずに職場(会議室等)で医師の診察を受けるこ
とができる仕組みとなっています。また、働き盛り世代の患者の治療と仕事の両立をリアル
タイムでサポートするために、職場と医療機関の職域連携の仕組みづくり(ツール)として
「就労と糖尿病治療両立支援手帳」を作成し、患者の企業と主治医が、患者の治療方針や
血糖管理状態、就労に当たって配慮が必要な事項等を記載して情報の共有を行っています。
従来の「就労と糖尿病治療両立支援手帳」は交換日記のようなやり取りであるため、主治医
が記載した職場への依頼事項などの職場からの回答や、職場からの疑問点は、次回患者
が受診するまで確認できませんでしたが、オンライン診療においてはチャット機能でリアルタ
イムにやり取りができることで、必ずしも患者を介さずに職場と医療機関が情報共有をでき
ています。なお、オンライン診療は、対面診療の補完として実施しているため、基本的に通
院中の患者を対象に実施しています。
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