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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (80 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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患者がリラックスできる自宅等の環境で受診してもらえることで、患者の心理的な安心
感の醸成に寄与しています。
3.2. 導入後の課題や留意点
■事務作業の増加
処方箋の郵送等の追加作業が必要となるため、対面診療に比べて事務作業が増加
する傾向があります。また、患者が同月に院内の他の科に受診されていると、診療報酬
の請求ができないため、日程調整の手間が増加します。
■システム管理
PHR 管理において、FreeStyle リブレや血糖測定器等の複数のアプリを活用されてお
り、アプリのアップデートも頻発するため、キャッチアップやデータ管理に課題を感じてい
ます。活用するアプリを統合する必要性があることを認識されています。
4. 費用
中部ろうさい病院におけるオンライン診療に関連する費用は、導入・維持それぞれにおい
て端末購入費やシステム利用料等が発生しています。
4.1. オンライン診療システムの導入費用
オンライン診療システムの初期導入において、以下のような費用が発生しています。

■パソコン
パソコン3台を新規購入のため、30 万円程度の費用が発生しています。パソコンはそ
れぞれ、オンライン診療実施・PHR 利用(管理栄養士等のスタッフが利用)・会計実施に
利用しています。
4.2. オンライン診療の運用費用
オンライン診療に関連する維持費用に関しては、以下のような費用が発生しています。
■システム運用費(クロン)
アプリ利用料として、1診療当たり 300 円(税別)のシステム運用費が患者に発生して
います。
■郵送料
処方箋等の郵送費用が発生しています。

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