置後すぐのオンライン服薬指導であっても、薬剤師は患者の処置内容や医師の処方意図、
そして患者の過去の処方状況などを「はたまるねっと」から確認のうえ対応できるため、適切
な服薬指導・調剤につながっています。さらに、在宅医療の現場においては、看護師がタブレ
ット端末を持参して患者の受診を介助することにより、患者の設備負担や操作不安を最小化
するモデルとしました。
また、令和４年 12 月以降は、高知県による補助を受け、オンライン診療を可能とするシステ
ムや医療機器を搭載したヘルスケアモビリティが整備されました。今後は、医療機関へのアク
セスが困難なため通院が負担となり治療が中断して重症化してしまう課題や、医師の往診に
かかる移動時間の課題など、へき地医療の課題解決に繋がる先進的な取組が期待されます。

図５－１ 大井田病院にて実施されているオンライン診療の形態

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