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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (78 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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■クロン(株式会社 MICIN)
オンライン診療のビデオ通話ツールとして使用されています。
■シンクヘルスアプリ(シンクヘルス株式会社)
糖尿病患者を中心とした生活習慣病の簡易血糖測定、家庭用血圧、体重などの PHR
管理として利用しています。薬局にも使用してもらうことで、医薬連携のツールとしても活
用しています。
■FreeStyle リブレ(アボットジャパン合同会社)
血糖値のコントロールを正確に行うために、患者自身が簡単に血糖値を測定できるツ
ールを使用しています。
2.2. 運用(利用者とその役割)
中部ろうさい病院では、主に医師がオンライン診療の運用を行っています。
■医師の役割
・患者とのコミュニケーションを通じて、必要な医療情報の提供と指導
・オンライン診療を通じた患者の症状や健康状態の評価。
・患者の診察と治療計画の策定。
2.3. 診療費用の徴収方法
中部ろうさい病院は、クロンのクレジットカード決済システム(クレジットカードがないと利用
不可)により診療費用の徴収を行っています。
2.4.サイバーセキュリティとセキュリティ対策
中部ろうさい病院では、オンライン診療のセキュリティガイドライン等に準拠した対応を行っ
ています。
■セキュアなシステムの選定
クロン等のセキュリティ対策が整備されたシステムを選定し、患者情報の安全性を確
保しています。
「オンライン診療指針」において該当するパートは以下
V 2 (5)通信環境(情報セキュリティ・プライバシー・利用端末)
1)医療機関が行うべき対策
1-1)基本事項

医療機関は、オンライン診療に用いるシステムを提供する事業者(以下「事業
者」という。)による説明を受け(システムに関する個別の説明を受けることのみ
ならず、事業者が提示している情報提供内容を自ら確認することを含む。)、十
分な情報セキュリティ対策が講じられていることを確認すること。また、当該確
認に際して、医療機関は責任分界点について確認し、システムの導入に当たっ
ては、そのリスクを十分に理解すること。

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