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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (42 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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図2-1 やまと診療所一関にて実施されているオンライン診療の形態

1.2. 導入背景
やまと診療所一関がオンライン診療を導入した主な背景には、複数の要因があります。ま
ず、対象患者が居住する山間部の地理的な条件が挙げられます。この地域は、患者の自宅
へのアクセスが困難であり、近隣に他の診療所が存在しない状況です。さらに、悪天候時の
移動リスクが診療の課題となっていました。これらの事情に加えて、患者の家族が、オンライ
ン診療支援者としてバイタル測定や必要な医療情報の提供、効果的なコミュニケーションが
可能と判断されたことが、オンライン診療の実施を後押しする形となりました。
1.3. 導入プロセス
やまと診療所一関におけるオンライン診療の導入プロセスは、患者のオンライン診療に対
する受容性の評価から始まりました。この評価には、患者が Google アカウントを所有してい
るかどうか、インターネットや Wi-Fi などの IT インフラが整備されているか、そしてオンライン
診療を実施した場合のコミュニケーションの質が担保できるか等が含まれています。これら
の要素は、実際の患者を対象とし、シミュレーションを行うことで検証が行われました。これ
らのオンライン診療の検証は院長自らが実施し、その経験を診療所のスタッフに示しながら、
オンライン診療の事例を職員と共有しました。このアプローチにより、スタッフ間でのオンライ
ン診療への理解と受容が促進されました。院長の積極的な取組と、実践を通じてスタッフに
指導を行う姿勢が、オンライン診療導入の導入と運用の継続に寄与していると考えられます。

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