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別紙2:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)本編 (53 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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の有用性についての認識が形成されると、置き換え手段としてのオンライン診療が受け
入れられ易くなると考えられています。また、医師の人事異動などによる状況の変化も考
慮すると、その継続が困難となる場合があることを認識されています。よって、医療側と
患者側の両方にオンライン診療の有用性の認識が形成されていることが、オンライン診
療の継続的な実施のための重要な条件となることを認識されています。
■遠隔操作カメラの導入
患者やオンライン診療支援者の機器操作の負担軽減と必要なタイミングにおいて観察
部位の情報取得を容易にすることによって医療品質を確保し、さらなるオンライン診療の
質の向上に資するため、遠隔操作が可能なカメラの検討が今後必要となることを認識さ
れています。
4. 費用
山口県立総合医療センターにおけるオンライン診療の費用に関しては、導入費用と維持
費用の両面で経済的な負担が最小限に抑えられています。
4.1. オンライン診療システムの導入費用
タブレット端末等のハードウェアの導入費等に関しては、既存の機器を活用するなどの工
夫により費用は発生していません。
4.2. オンライン診療の維持費用
維持費用に関しては、CLINICS の数万円程度の月々のシステム使用料が発生しています。
通信費用は、院内に整備されている既存のネットワークを活用することによって追加費用の
発生を抑制しています。
■オンライン診療アプリケーション(CLINICS)
CLINICS のシステム利用料が約3万円/月、ビデオ通話オプション利用料が約5千円
/月となっています。
■情報通信費用
公民館側に既存のインターネット環境が整っているため、オンライン診療の情報通信
費としてのコストは新たに発生していません。

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