【参考報告書3】(3)リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業 (報告書案)[17.2MB] (109 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56824.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第246回 4/14)《厚生労働省》 |
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一体的取組に係る加算の算定有無別の利用者の特徴の整理
一体的取組の対象となる利用者の特徴を分析、整理する目的で、一体的取組に係る加算の算定有無別に
利用者を分類し、令和 6 年 4 月、令和 6 年 7 月において LIFE に入力された「科学的介護推進に関する
評価」の項目から褥瘡の有無、BMI(身長、体重から算出)
、低栄養状態のリスクレベル、ADL(Barthel
Index)
、口腔機能に関する課題(義歯の使用、むせ、歯の汚れ、歯肉の腫れ・出血)
、生活・認知機能尺
度、
「リハビリテーション計画書」又は「個別機能訓練計画書」、
「生活機能チェックシート」の項目から
IADL、合併症、
「口腔衛生管理加算」又は「口腔機能向上加算」の項目から誤嚥性肺炎の発症・既往、口
腔衛生状態(口臭、歯の汚れ、義歯の汚れ、舌苔)
、口腔機能の状態(奥歯のかみ合わせがない、食べこ
ぼし、むせ、口腔乾燥、舌の動きが悪い、ぶくぶくうがいが困難)の該当者数、及び該当する利用者数の
割合を集計した。令和 6 年 4 月、令和 6 年 7 月時点の一体的取組に係る加算の算定状況を基に、令和 6
年 4 月、令和 6 年 7 月の科学的介護推進に関する評価、リハビリテーション計画書、個別機能訓練計画
書、生活機能チェックシート、口腔衛生管理加算、口腔機能向上加算の様式の各指標の全項目の入力があ
る利用者のうち、令和 6 年 4 月時点でサービス利用 1 年以内(介護老人保健施設の場合 6 月以内)の利
用者を対象とした。なお、通所リハビリテーションの令和 6 年 4 月時点の加算算定状況は、リハビリテー
ションマネジメント加算(ロ)
、栄養アセスメント加算、口腔機能向上加算の算定状況を基に集計を実施
した。
i.
褥瘡の有無
令和 6 年 4 月、7 月の両時点において、
「褥瘡あり」の利用者の割合は、介護老人福祉施設では
2.1~2.8%、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護では 0.0%~2.1%、介護老人保健施設で
は 2.8%~3.9%、介護医療院では 3.8%~5.8%であった。サービス種類ごとの傾向は見られたが、
一体的取組に係る加算の算定有無による明らかな差は確認されなかった。
図表 118
サービス種類
名称
通所リハビリテーション
介護老人福祉施設
地域密着型
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護医療院
一体的取組に係る加算の算定有無別の褥瘡の有無(利用者数)
区分
一体的取組
加算算定有無
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
褥瘡の有無(利用者数)
令和6年4月時点
令和6年7月時点
褥瘡あり
褥瘡なし
褥瘡あり
褥瘡なし
0
0
0
0
0
0
0
0
26
893
20
800
442
20,347
543
21,572
0
64
0
72
52
2,393
52
2,571
40
979
23
802
312
9,909
255
8,362
13
279
6
97
67
1,546
55
1,388
※通所リハビリテーションにおいては対象者なし
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