【参考報告書3】(3)リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業 (報告書案)[17.2MB] (111 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56824.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第246回 4/14)《厚生労働省》 |
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低栄養状態のリスクレベル
低栄養状態のリスクレベルが「高」の利用者の割合は、介護老人福祉施設、介護老人保健施設
では一体的取組に係る加算の算定有無に関わらず同程度であった。一方で、地域密着型介護老人
福祉施設入所者生活介護においては、低栄養状態のリスクレベルが「高」の利用者の割合が、令
和 6 年 4 月時点では「算定あり」の方が「算定なし」を 5.6 ポイント、令和 6 年 7 月時点では
5.3 ポイント上回っていた。また、介護医療院においては、令和 6 年 4 月時点の「算定あり」が
「算定なし」を 5.8 ポイント、令和 6 年 7 月時点では 9.8 ポイント上回っていた。
また、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護においては、低栄養状態のリスクレベルが
「低」の利用者の割合が、令和 6 年 4 月時点では「算定あり」の方が「算定なし」を 13.8 ポイ
ント、令和 6 年 7 月時点では 12.2 ポイント下回っていた。
図表 122 一体的取組に係る加算の算定有無別の低栄養状態のリスクレベル(利用者数)
サービス種類
名称
通所リハビリテーション
介護老人福祉施設
地域密着型
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護医療院
低栄養状態のリスクレベル(利用者数)
令和6年4月時点
令和6年7月時点
低
中
高
低
中
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
392
422
104
309
411
8,848
9,764
2,200
8,811
10,627
21
33
10
23
37
1,143
1,063
245
1,156
1,170
373
489
164
284
439
4,071
4,627
1,511
3,367
4,020
35
155
103
7
56
228
930
483
163
854
区分
一体的取組
加算算定有無
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
高
0
0
103
2,729
12
298
110
1,215
40
415
※通所リハビリテーションにおいては対象者なし
図表 123 一体的取組に係る加算の算定有無別の低栄養状態のリスクレベル(割合)
サービス種類
名称
通所リハビリテーション
介護老人福祉施設
地域密着型
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護医療院
iv.
区分
一体的取組
加算算定有無
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
算定あり
算定なし
-
低栄養状態のリスクレベル(割合)
令和6年4月時点
令和6年7月時点
低
中
高
低
中
42.7%
46.0%
11.3%
37.5%
49.9%
42.5%
46.9%
10.6%
39.7%
47.9%
32.8%
51.6%
15.6%
31.9%
51.4%
46.6%
43.4%
10.0%
44.1%
44.6%
36.4%
47.7%
16.0%
34.1%
52.7%
39.9%
45.3%
14.8%
39.1%
46.7%
11.9%
52.9%
35.2%
6.8%
54.4%
13.9%
56.7%
29.4%
11.4%
59.6%
高
12.5%
12.3%
16.7%
11.4%
13.2%
14.1%
38.8%
29.0%
ADL
ADL(Barthel Index の合計点)の各階級の利用者の割合は、介護老人福祉施設、介護老人
保健施設、介護医療院では一体的取組に係る加算の算定有無に関わらず同程度であった。一方
で、通所リハビリテーションにおいては、ADL が「85~100 点」の利用者の割合が、令和 6
年 4 月時点では「算定あり」の方が「算定なし」を 17.6 ポイント、令和 6 年 7 月時点では
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