【参考報告書3】(3)リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業 (報告書案)[17.2MB] (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56824.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第246回 4/14)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
B. 介護関連DB分析
○ いずれのサービスにおいても、一体的取組に係る加算を算定している利用者の方が、未算定の利用者と比較し
て、口腔に関する課題の個数が「1個以上」である割合が高い結果となった。また、介護老人福祉施設、地域密
着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院において、口腔に関する課題の個数
が「3個」である割合が、未算定利用者よりも算定利用者の方が高い結果となった。
※算定時点の身体状態であり、取組の効果を示しているわけではないことに留意されたい。
図表23:口腔に関する課題の個数(科学的介護推進体制加算)の分布
図表24:口腔に関するLIFE項目
(n=133)
加算名
図表名
項目
科学的介
護推進体
制加算
口腔に関
する課題
義歯の使用
むせ
歯の汚れ
歯肉の腫れ・出血
(n=8,852)
(n=823)
(n=22,103)
(n=73)
(n=2,600)
(n=829)
(n=8,563)
(n=103)
(n=1,399)
14
※令和6年7月時点の一体的取組に係る加算の算定状況を基に、令和6年7月時点の科学的介護推進体制加算の項目のうち「義歯の使用」、「むせ」、「歯の汚れ」、「歯肉の腫れ・出血」の全項目の入力がある利用者を対象とした。
(3).リハビリテーション・個別機能訓練、栄養、口腔の実施及び一体的取組に関する調査研究事業
【参考資料】 A. アンケート調査
【集計値の算出方法について】
○ 本調査では、1サービス内において、一体的取組に係る加算の算定有無に基づき、層化無作為抽出を行ったため、サービス全体で
の値を算出する場合には、ウェイトバックを行うことで抽出率の違いを調整している。
○ 例として、ある問いに対して「はい」と回答したか否かについて、サービス全体での「はい」の選択率を算出するための具体的な計算
方法を以下に示す(値は全て例である)。
○ 下図では、母集団では算定有り群が20%、算定無し群が80%であったが回収時点ではいずれも50%であった例を示している。算定
有り群、算定無し群それぞれに係数を乗じることによって、母集団の分布と等しくなるように調整している。
選択肢の回答状況
20%
算定
有り群
「はい」と回答
サービス別の割合において
最終的な集計結果(選択割
合)として使用される値
「いいえ」と回答
算定有り群
×0.4
はい
算定
有り群
80%
50%
算定
無し群
算定
無し群
母集団
回収票
20%
25%
50%
いいえ
25%
はい
10%
いいえ
回答状況
はい
10%
いいえ
10%
はい
16%
いいえ
64%
80%
はい
26%
いいえ
74%
40%
算定無し群
×1.6
構成割合を母集団の
分布に合わせる
ウェイトバック後
15