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資料3-3 外国での新たな措置の報告状況 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31510.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第4回 3/2)《厚生労働省》 |
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外国での新たな措置の報告状況
(2022年8月1日~2022年11月30日)
No.
医薬品名(一般
名)
措置概要
措置国
措置区分※1
ニュージーランドMedsafeは、オピオイド系医薬品につい
て、乱用、誤用、依存のリスクについての表示変更を提案、
意見を求めていたが、今回回答とLabel
ニュー
コデイン含有一般 StatementsDatabaseに追記される内容が示された。
27
ジーラン その他
用医薬品
Label Statements Databaseには、この薬は依存や過量投
ド
与のリスクがある旨が追記される予定で、麻酔薬、術後の産
科鎮痛、オピオイド依存のみに処方される医薬品は対象か
ら除外される。
米国添付文書が改訂された。改訂の概要は以下のとおり。
Contraindications:静脈内局所麻酔(Bier Block)が追記さ
れた。
Use in specific populations:
・中等度から重度の肝障害患者に投与する際は、投与量の
ブピバカイン塩酸
28
減量と全身性の副作用のモニターの増加を検討すること
アメリカ
塩水和物
・腎障害患者は有害事象のリスクが増加する可能性があ
る、投与量を検討すること
・臨床試験において、高齢者では、若年成人患者よりも、最
大の痛覚遮断域および最大の運動神経遮断が得られるま
での時間が短かった旨
29 セボフルラン
【第1報】米国FDAより、セボフルランの添付文書の改訂要
請が出された。概要は以下のとおり。
CLINICAL PHARMACOLOGY:Pharmacogenomicsのサブ
セクションに、遺伝性リアノジン受容体(RYR1)およびジヒドロ
ピリジン受容体(CACNA1S)は多型遺伝子であり、複数の病
原性変異体がセボフルランを含む揮発性麻酔薬投与患者
の悪性高熱感受性(MHS)に関連していることが知られてい
る。症例報告および生体外試験により、RYR1および
CACNA1Sの複数の変異がMHSと関連していることが確認
されている旨などが追記される。
WARNINGS:悪性高熱症の項の記載を変更する。
セボフルランを含む揮発性麻酔薬は、感受性のある人にお
いて悪性高熱症を引き起こす可能性がある。悪性高熱症
の致命的な転帰が報告されている。サクシニルコリンと揮発
性麻酔薬の併用により、悪性高熱症発症のリスクは増加す
る。特定のRYR1またはCACNA1S変異体を含む遺伝要因
または家族歴に基づく感受性が知られている又は疑われる
患者において、悪性高熱症を発症する可能性がある。悪性
高熱症の徴候には、高熱、低酸素、高炭酸、筋硬直、頻
アメリカ
脈、頻呼吸、チアノーゼ、不整脈などがある。皮膚の斑点、
凝固異常、および腎不全は、代謝亢進の経過の後半に発
生することがある。悪性高熱症が疑われる場合、すべての
誘発剤(揮発性麻酔薬およびサクシニルコリンなど)を中止
し、ダントロレンナトリウムを静脈内投与し支持療法を開始
すること。
【第2報】
改訂後の添付文書が提出された。
【第3報】
第1報の要請を受けた改訂後の米国添付文書が公表され
た。次の点が変更された。①Contraindicationsの「悪性高
熱の既往歴がある、感受性が疑われる患者」が「悪性高熱
の既往歴がある、遺伝的に感受性が疑われる患者」に変更
された。②Warnings and Precautionsに、悪性高熱を起こし
やすい家族歴・遺伝的要因の例示としてジヒドロピリジン受
容体の遺伝子変異がある旨、スキサメトニウム及び揮発性
麻酔薬との併用で悪性高熱のリスクが増加する旨、悪性高
熱の症状や処置が追加された。
CORE DATA SHEET改訂に関する報告。
改訂内容は以下の通り。
コロナウイルス修
・Special Warnings and Precautions for useの項に、心筋
飾ウリジンRNAワ
30
炎・心膜炎について追記された。
アメリカ
クチン(SARS-
・Undesirable effectsの項に、5歳から12歳未満の小児(追
CoV-2)
加免疫後) の易刺激性、生後6カ月から23カ月の児の注射
部位圧痛について追記された。
5
本邦における措
置内容※2
対応不要
添付文書改
訂(警告・禁 対応不要
忌)
添付文書改
訂(警告・禁 注目
忌)
その他
注目
(2022年8月1日~2022年11月30日)
No.
医薬品名(一般
名)
措置概要
措置国
措置区分※1
ニュージーランドMedsafeは、オピオイド系医薬品につい
て、乱用、誤用、依存のリスクについての表示変更を提案、
意見を求めていたが、今回回答とLabel
ニュー
コデイン含有一般 StatementsDatabaseに追記される内容が示された。
27
ジーラン その他
用医薬品
Label Statements Databaseには、この薬は依存や過量投
ド
与のリスクがある旨が追記される予定で、麻酔薬、術後の産
科鎮痛、オピオイド依存のみに処方される医薬品は対象か
ら除外される。
米国添付文書が改訂された。改訂の概要は以下のとおり。
Contraindications:静脈内局所麻酔(Bier Block)が追記さ
れた。
Use in specific populations:
・中等度から重度の肝障害患者に投与する際は、投与量の
ブピバカイン塩酸
28
減量と全身性の副作用のモニターの増加を検討すること
アメリカ
塩水和物
・腎障害患者は有害事象のリスクが増加する可能性があ
る、投与量を検討すること
・臨床試験において、高齢者では、若年成人患者よりも、最
大の痛覚遮断域および最大の運動神経遮断が得られるま
での時間が短かった旨
29 セボフルラン
【第1報】米国FDAより、セボフルランの添付文書の改訂要
請が出された。概要は以下のとおり。
CLINICAL PHARMACOLOGY:Pharmacogenomicsのサブ
セクションに、遺伝性リアノジン受容体(RYR1)およびジヒドロ
ピリジン受容体(CACNA1S)は多型遺伝子であり、複数の病
原性変異体がセボフルランを含む揮発性麻酔薬投与患者
の悪性高熱感受性(MHS)に関連していることが知られてい
る。症例報告および生体外試験により、RYR1および
CACNA1Sの複数の変異がMHSと関連していることが確認
されている旨などが追記される。
WARNINGS:悪性高熱症の項の記載を変更する。
セボフルランを含む揮発性麻酔薬は、感受性のある人にお
いて悪性高熱症を引き起こす可能性がある。悪性高熱症
の致命的な転帰が報告されている。サクシニルコリンと揮発
性麻酔薬の併用により、悪性高熱症発症のリスクは増加す
る。特定のRYR1またはCACNA1S変異体を含む遺伝要因
または家族歴に基づく感受性が知られている又は疑われる
患者において、悪性高熱症を発症する可能性がある。悪性
高熱症の徴候には、高熱、低酸素、高炭酸、筋硬直、頻
アメリカ
脈、頻呼吸、チアノーゼ、不整脈などがある。皮膚の斑点、
凝固異常、および腎不全は、代謝亢進の経過の後半に発
生することがある。悪性高熱症が疑われる場合、すべての
誘発剤(揮発性麻酔薬およびサクシニルコリンなど)を中止
し、ダントロレンナトリウムを静脈内投与し支持療法を開始
すること。
【第2報】
改訂後の添付文書が提出された。
【第3報】
第1報の要請を受けた改訂後の米国添付文書が公表され
た。次の点が変更された。①Contraindicationsの「悪性高
熱の既往歴がある、感受性が疑われる患者」が「悪性高熱
の既往歴がある、遺伝的に感受性が疑われる患者」に変更
された。②Warnings and Precautionsに、悪性高熱を起こし
やすい家族歴・遺伝的要因の例示としてジヒドロピリジン受
容体の遺伝子変異がある旨、スキサメトニウム及び揮発性
麻酔薬との併用で悪性高熱のリスクが増加する旨、悪性高
熱の症状や処置が追加された。
CORE DATA SHEET改訂に関する報告。
改訂内容は以下の通り。
コロナウイルス修
・Special Warnings and Precautions for useの項に、心筋
飾ウリジンRNAワ
30
炎・心膜炎について追記された。
アメリカ
クチン(SARS-
・Undesirable effectsの項に、5歳から12歳未満の小児(追
CoV-2)
加免疫後) の易刺激性、生後6カ月から23カ月の児の注射
部位圧痛について追記された。
5
本邦における措
置内容※2
対応不要
添付文書改
訂(警告・禁 対応不要
忌)
添付文書改
訂(警告・禁 注目
忌)
その他
注目