社会保障 (128 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20231101zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/1)《財務省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
医師偏在対策
○ 2020年の医学部定員を前提とした厚生労働省の将来推計によれば、2029年頃にマクロでは医師需給が均衡し、その後は医師の
供給過剰となることが見込まれる。それにもかかわらず、足下でも医学部定員は増加している。医学部定員の適正化が必要。
医師需給は、労働時間を週60時間程度に制限する等の仮定をおく「需要ケース2」において、2023年(令和5年)の医学部入
学者が医師となると想定される2029年(令和11年)頃に均衡すると推計される。
・供給推計 今後の医学部定員を令和2年度の9,330人として推計。
※ 性年齢階級別に異なる勤務時間を考慮するため、全体の平均勤務時間と性年齢階級別の勤務時間の比を仕事率とし、仕事量換算した。
・需要推計 労働時間、業務の効率化、受療率等、一定の幅を持って推計を行った。
・ケース1(労働時間を週55時間に制限等
≒年間720時間の時間外・休日労働に相当)
・ケース2(労働時間を週60時間に制限等
≒年間960時間の時間外・休日労働に相当)
・ケース3(労働時間を週78.75時間に制限等
≒年間1860時間の時間外・休日労働に相当)
(人)
390,000
2029年頃に約36万人で均衡
2032年頃に約36.6万人で均衡
380,000
医師の供給推計
370,000
360,000
需要ケース1
350,000
需要ケース2
340,000
330,000
需要ケース3
320,000
310,000
300,000
2020
2022
2024
2026
2028
2030
2032
2034
2036
2038
2040 (年)
(出所)厚生労働省「第35回医師需給分科会」(2020年8月31日)資料を一部加工
医学部定員
令和2年
令和3年
令和4年
令和5年
令和6年(P)
9,330
9,357
9,374
9,384
9,403
127