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社会保障 (53 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20231101zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/1)《財務省》
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薬価改定(総括)

薬価改定

○ 薬剤使用量の増加や新規医薬品の保険収載等により、薬剤費総額は年2%程度増加。高齢化の進展に伴い、さらなる薬剤費の
増加が見込まれる中、毎年薬価改定を着実に実施していく必要。その下で、国民皆保険の持続可能性確保とイノベーションの推進を
両立させる配分の見直し等を行う必要。
これまでに取り組んできた主な事項

医薬品を取り巻く環境

○ 薬価制度の抜本改革
・ 革新性・有用性に着目した新薬創出等加算の見直し、
費用対効果評価制度の本格的導入等
・ 毎年薬価改定の実現

◆薬剤費の動向(2010年比(%))

○ 足下の供給不安に対する取組
・ 供給量の増加、需要の適正化、配分の適正化を要請
・ 供給不安が生じている医療上必要性の高い医薬品の
増産に対する支援
今後の主な改革の方向性
(注)上図の注記はP53参照

◆薬剤費の構成(医薬品の市場規模・品目数)
その他【約4,700品目】
後発品
【約10,500品目】

0.7 兆円
(6%)

新薬創出等加算対象
【約600品目】

1.7 兆円
(16%)

3.4 兆円

計約10.4兆円
【約19,400品目】
自己負担の在り方
の見直し
⾧期収載品
【約1,700品目】

(注)上図の注記はP54参照

(32%)
イノベーションの
適切な評価

1.9 兆円
(18%)
2.8 兆円
(27%)

新薬創出等加算対象以外の
先発品
【約1,800品目】

○ 毎年薬価改定の着実な実施
○ イノベーションの推進
・ 保険収載時を始めとするイノベーションの適切な評
価など
・ 医療保険財政の中で、こうしたイノベーションを推
進するため、⾧期収載品等の自己負担の在り方の見
直しを併せて進める
○ 安定供給確保に向けた取組
・ 少量多品目生産といった構造的課題を解消する観点
から総合的な検討を行う中で、流通実態を踏まえつ
つ、薬価の在り方を検討

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