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社会保障 (60 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20231101zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/1)《財務省》
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薬価改定

後発品(ジェネリック医薬品)の品目数の状況

○ 後発医薬品の1成分あたりの品目数は、内用剤が最も多い傾向にあり、2023年時点では平均14(品目/成分)となっている。
○ 新規後発品の薬価算定においては、内用薬について10品目を超える場合に、薬価を下げる仕組みが存在している。
○ 後発品への置換えは数量ベースで約8割に達しようとしているが、金額ベースでは約4割と諸外国と比較しても低い水準にある。
◆後発品1成分当たりの品目数の推移(剤形別)

(出所)厚生労働省 「第1回後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会 資料」(2023年7月31日)

◆新規後発品の薬価算定

◆後発品の置き換え状況(2021年)

後発品が初めて収載される場合、先発品の薬価に0.5を乗じた額。
ただし、内用薬について銘柄数が10を超える場合は、0.4を乗じた額

新規後発品

先発品

×0.5※
※10品目超えの内用薬の場合、0.4倍

数量ベース

金額ベース

日本

79%(71%)(注)

41%

アメリカ

96%

40%

イギリス

81%

62%

ドイツ

90%

59%

フランス

78%

56%

(注)薬価調査に基づく置き換え率(2023年9月調査)は79%。国際間比較を行う
ため後発医薬品の定義を各国で揃える等をした場合は71%。

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