社会保障 (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20231101zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/1)《財務省》 |
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薬価改定
○ 既存薬価の改定率は例年マイナスとなっているが、薬剤使用量の増加や新規医薬品の保険収載により、薬剤費総額は拡大傾向に
ある。さらに、今後の高齢化の進展に伴い、更なる薬剤費の増加も見込まれる。
◆年齢階級別の1人当たり薬剤料[内服薬]
◆薬価改定
実際の取引
での値下げ
(乖離率)
薬価
(2022年度)
薬価改定
(千円)
0
(今年度)
薬価
市場価格
20
40
60
80
100
0~4歳
(来年度)
5~9歳
10~14歳
15~19歳
◆薬剤費の動向(2010年比(%))
140.0
130.0
実際の薬剤費総額(国民
医療費ベース)の伸び
平均伸び率+2.0%(注)
120.0
110.0
100.0
90.0
107.1 107.7
100.0 98.9
100.0 99.0
94.0
7.9兆円
112.3
103.7
110.2 110.3
111.0
107.1 107.9 110.1
106.5 109.0
86.4
既存薬価の改定率(薬剤費ベース)
平均下落率▲3.3%
113.3
86.4
79.9
78.0
74.6
25~29歳
30~34歳
35~39歳
40~44歳
45~49歳
50~54歳
55~59歳
名目GDPの伸び
平均伸び率+1.0%
91.5 91.5
80.0
70.0
2021年以降の薬剤費総額は推計値
(125.7 )
(124.1 )
121.3
121.6
121.3
120.1
117.0
116.6
113.6
101.5
94.0
20~24歳
C型肝炎治療薬による
一時的な伸び
60~64歳
65~69歳
70~74歳
71.5
66.7
75~79歳
64.7
60.0
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
(注)2010~2020年度の平均伸び率。
※1 厚生労働省「中央社会保険医療協議会薬価専門部会」(2023年8月23日)資料、内閣府「国民経済計算年次推
計」を基に作成。
※2 2010年を100とした指数で、当該年度の変動率及び改定率を前年度の指数に乗じたもの。
※3 2021年度以降の薬剤費総額については、2020年度の国民医療費及び薬剤費をベースに、「最近の医科医療費
(電算処理分)の動向」及び「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」の薬剤料に係る2021年4月~2023年3月
の伸び率を用いて機械的に推計。
※4 名目GDPは2022年度は実績見込み、2023年度は見通し。
2023年度
薬価改定
↓
国民負担
▲3,100億円
67
83
80~84歳
93
85~89歳
92
90~94歳
95~99歳
100歳以上
※「薬剤料」とは、調剤報酬明細書の「処方」欄に記録された用量、「調剤数量」欄に
記録された調剤数量及び薬価から、個別の薬剤ごとに算出した金額をいう。
(出所)厚生労働省「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」「人口推計」を基に作成
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