令和６年度以降の新型コロナワクチンの接種について（総括）

ワクチン

○ 現在実施されている、新型コロナワクチンの『 特例臨時接種 』 については今年度末で終了することとなる。その上で、令和６年度以
降は、安定的な制度の下で実施することが検討されている。
○ 安定的な制度の下での実施を見据え、令和５年度に実施している事業の補助単価の適正化、ワクチン価格低廉化に向けた取り
組み等について検討すべき。
これまでに取り組んできた主な事項

現状のワクチン接種事業
◆ 現在のコロナワクチン接種費用とインフルエンザ予防接種費用の比較
【接種単価（推計値）の比較】
（参考）
季節性インフルエンザ
ワクチン接種※税込

個別接種

集団接種
18,240円

単価差 約7,900円

集団接種
8,186
1,869
1,469
2,859

10,342円
コールセンター
事務費等
接種費用

3,856

約4,400円
5,943円
685

2,859

3,718

3,856

ワクチン

1,540

（出所）令和５年度予算執行調査

価格

予算単価

（R3予備費）

予算単価
（R4補正）

インフルエンザ
（交付税）
※税込

3,856円

5,278円

1,540円

・特例臨時接種の１年間延⾧（2023年3月）
・感染症法上の分類を５類に変更（2023年5月）

今後の主な改革の方向性
令和６年度以降の安定的な制度の下での実施を見据え、
○ ワクチン接種事業の補助対象等の見直し

◆ コロナワクチン価格と他のB類疾病ワクチン価格の比較
コロナワクチン

・新型コロナワクチン接種開始（2021年２月）

・ワクチン接種事業に上限単価を設定（2023年４月・9月）

288 個別接種支援

1,869
1,469

○ 新型コロナワクチン接種事業

肺炎球菌
（交付税）
※税込
4,719円

・令和6年1月～3月実施事業に係る補助対象項目及び
補助単価等を見直し
○ ワクチン価格の低廉化に向けた取り組み

（注）予算単価は、予算措置額÷購入数量により機械的に算出

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