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資料No.1-1~1-5_第十八改正日本薬局方第二追補(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174942_00008.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 日本薬局方部会(令和5年度第1回 1/22)《厚生労働省》
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24 一般試験法 9.標準品,標準液,試薬・試液,計量器・用器等

1

した後,薄層板を風乾する.これに塩化鉄(Ⅲ)・メタノール

2

試液を均等に噴霧するとき, Rf 値0.3付近の主スポット及び

3

原点のスポット以外のスポットを認めない.また,試料溶液

4

及び標準溶液10 μLずつを薄層クロマトグラフィー用オクタ

5

デシルシリル化シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポッ

6

トする.次にメタノール/水混液(9:1)を展開溶媒として約

7

7 cm展開した後,薄層板を風乾する.これに塩化鉄(Ⅲ)・メ

8

タノール試液を均等に噴霧するとき,試料溶液から得たRf値

9

0.4付近の主スポット以外のスポットは,標準溶液から得た

10

スポットより濃くない.

第十八改正日本薬局方第二追補

46

要件を満たす性能を有すること.

47

繰返し性(併行精度)の要件

48

10回以上の分銅ののせ降ろしにより得られたはかり(天

49

秤)の表示値の標準偏差 s を使用し,式(1)により最小計量

50

値の推定値を確認する.また,その標準偏差sを使用し,

51

式(2)より求めた最小はかり取り量の精度が0.10%以下で

52

あることを確認する.なお,最小はかり取り量とは,最小

53

計量値を考慮した繰返し性(併行精度)を確保できる程度の

54

実際の秤量下限値をいう.

白色の

55

mmin = 2000 × s (1)

白色の結晶又は結晶性

56

14

の粉末.

15

純度試験 本品の0.1 mol/L溶液につき,紫外可視吸光度測

57

mmin:最小計量値の推定値

16

定法〈2.24〉により波長260 nm及び280 nmにおける吸光度

58

s:10回以上の分銅の繰返し秤量におけるはかり(天

17

を測定するとき,いずれも0.05以下である.

59

秤)の表示値の標準偏差

60

msnw:最小はかり取り量

11

2-(N -モルホリノ)エタンスルホン酸

12

結晶又は粉末.

13

ラウリル硫酸リチウム

18
19
20

C12H25LiO4S

C6H13NO4S

リシルエンドペプチダーゼ,テセロイキン用

質量分析グレー


両性担体液,pH 7 ~ 9用

淡黄色~黄色の液.ポリアクリル

21

アミドゲルに混入し電場をかけるとき,pH 7 ~ 9の範囲で

22

pH勾配を形成する性質をもつ多種類の分子からなる混合物.

23

一般試験法の部 9.42 クロマトグラフィー用担体/充塡剤

24

の条に次の項を加える.

25

9.42

クロマトグラフィー用担体/充塡剤

61
62

2×s

msnw × 100 ≦ 0.10 (2)

ただし,はかり(天秤)の最小表示値をd としたとき,s <
0.41 × d の場合,s は0.41 × d に置き換える.

63

最小計量値は,はかり(天秤)の一時的な機器的能力値と

64

して確認されるもので,はかり取りを行う条件により異な

65

るため,定期的に確認を行う.確認を行う場合,分銅は,

66

はかり(天秤)の最大秤量値の5%程度の質量で,かつ100

67

mg以上とする.なお,最大秤量値とは,はかり(天秤)の

68

秤量可能な最大の質量をいう.

69

正確さ(真度)の要件

70

正確さ(真度)には感度誤差,直線性誤差,偏置誤差が含
まれる.そのうち,感度の正確さに関し,1回の分銅のの

26

液体クロマトグラフィー用フェニルカルバモイル化セルロース

71

27

で被覆したシリカゲル フェニルカルバモイル化セルロース

72

せ降ろしにより得られたはかり(天秤)の表示値と分銅の質

を参照. 73
74
フェニルカルバモイル化セルロースで被覆したシリカゲル,液

量値から,下記の式により得られる誤差が0.05%以下であ

28
29

で被覆したシリカゲル,液体クロマトグラフィー用

30

体クロマトグラフィー用 液体クロマトグラフィー用に製造

31

したもの.

32

一般試験法の部 9.62 計量器・用器の条はかり及び分銅の

33

項を次のように改める.

34

9.62

計量器・用器

ること.

I-m
75

m

× 100 ≦ 0.05

76

I:1回の分銅の秤量におけるはかり(天秤)の表示値

77

m:分銅の質量値(公称値又は協定質量値)

78

分銅は,はかり取りを行う範囲の上限程度,又ははかり

79

(天秤)の最大秤量値の5 ~ 100%の質量を有するものを用い

80

る.

81

(6) 偏置誤差の確認を除き,はかり(天秤)の正確さ(真度)

82

の確認に使用する分銅は,国際単位系(SI)へのトレーサビリ

35

はかり(天秤)及び分銅

36

(1)

37

もの.

83

ティが確保された校正を実施していること.また,使用要件

(2)

84

を満たす精度等級を有すること.

38

化学はかり(化学天秤):0.1 mgの桁まで読み取れる
セミミクロ化学はかり(セミミクロ化学天秤):10 μg

39

の桁まで読み取れるもの.

40

(3)

41

読み取れるもの.

42

(4)

43

秤):0.1 μgの桁まで読み取れるもの.

44

(5)

45

ィが確保された校正を実施していること.また,下記に示す

ミクロ化学はかり(ミクロ化学天秤):1 μgの桁まで
ウルトラミクロ化学はかり(ウルトラミクロ化学天
はかり(天秤)は,国際単位系(SI)へのトレーサビリテ

日本薬局方の医薬品の適否は,その医薬品各条の規定,通則,生薬総則,製剤総則及び一般試験法の規定によって判定する. (通則5参照 )