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参考資料1 コスタイベ筋注用 審議結果報告書 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43635.html |
出典情報 | 薬事審議会 血液事業部会安全技術調査会(令和6年度第2回 9/27)《厚生労働省》 |
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(修正反映版)
試験名
原薬製法
ロット数
長期保存試験
製法 b
3
表 3 原薬の主要な安定性試験の概略
保存条件
実施期間
−60℃以下
18 カ月 a)
保存形態
容器及び
キャップ
a)36 カ月まで安定性試験継続中
長期保存試験では、現時点で提出されている試験項目において、品質特性に明確な変化は認められな
かった。なお、表 3 に示す安定性試験において、5′キャップ化率及びポリ A 鎖は実施されていない。
2.2 製剤
2.2.1 製剤及び処方並びに製剤設計
製剤は、1 ガラスバイアル(12 mL)当たり、有効成分であるザポメランを 0.10 mg 含有し、生理食塩
液 10 mL で溶解して使用するマルチドーズ(1 回 5.0 µg 接種、16 回分)の凍結乾燥製剤である。
製剤には、添加物として、ATX-126、DSPC、コレステロール、PEG2000-DMG、トロメタモール、塩化
ナトリウム、精製白糖、ソルビン酸カリウム及びポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)
グリコールが含まれる。なお、ATX-126、DSPC、コレステロール及び PEG2000-DMG は原薬を封入する
LNP の構成成分である。
2.2.2 製造方法
製剤の製造工程は、溶解、
、
、
ろ過/
ろ過、ろ過、保管、
ろ過、充填、
及び表示・包装・試験・保管からなる。
重要工程は、
、
、
及び
とされている。
製剤の製造工程について、実生産スケールでプロセスバリデーションが実施されている。
2.2.3 製造工程の開発の経緯
製剤の開発過程における製造方法の主な変更点は、表 4 のとおりである。なお、製剤の開発は mRNA2002 を原薬とした製剤(ARCT-021)で行われた。ARCT-154(本剤)と ARCT-021 は、使用する mRNA
原薬のみ異なるが、製造工程は同一である。
非臨床試験及び臨床試験に用いられた製剤は製法 A 及び製法 B により製造され、申請製剤は製法 B
により製造される。製法 A から B への変更に伴い、品質特性に関する同等性/同質性評価が実施され、
変更前後の製剤の同等性/同質性が確認されている。
製法
製法 A から製法 B
表 4 製剤の製造方法の主な変更点
変更点
組成及び
の変更(
から
の
の最適化及び
)
工程追加
2.2.4 製剤の管理
製剤の規格及び試験方法として、性状、溶状、pH、確認試験(電気泳動及び液体クロマトグラフィー)、
不溶性異物、不溶性微粒子、純度試験[mRNA(
電気泳動)
]、水分、封入率(蛍光光度
法)
、浸透圧、再溶解時間、粒度(動的光散乱法)
、多分散指数(動的光散乱法)、残留溶媒(エタノール)、
製剤均一性、脂質含量(
-HPLC)
、総脂質含量、mRNA 含量(
-HPLC)
、脂質:mRNA 比、エンド
5
コスタイベ筋注用_Meiji Seika ファルマ株式会社_審査報告書
試験名
原薬製法
ロット数
長期保存試験
製法 b
3
表 3 原薬の主要な安定性試験の概略
保存条件
実施期間
−60℃以下
18 カ月 a)
保存形態
容器及び
キャップ
a)36 カ月まで安定性試験継続中
長期保存試験では、現時点で提出されている試験項目において、品質特性に明確な変化は認められな
かった。なお、表 3 に示す安定性試験において、5′キャップ化率及びポリ A 鎖は実施されていない。
2.2 製剤
2.2.1 製剤及び処方並びに製剤設計
製剤は、1 ガラスバイアル(12 mL)当たり、有効成分であるザポメランを 0.10 mg 含有し、生理食塩
液 10 mL で溶解して使用するマルチドーズ(1 回 5.0 µg 接種、16 回分)の凍結乾燥製剤である。
製剤には、添加物として、ATX-126、DSPC、コレステロール、PEG2000-DMG、トロメタモール、塩化
ナトリウム、精製白糖、ソルビン酸カリウム及びポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)
グリコールが含まれる。なお、ATX-126、DSPC、コレステロール及び PEG2000-DMG は原薬を封入する
LNP の構成成分である。
2.2.2 製造方法
製剤の製造工程は、溶解、
、
、
ろ過/
ろ過、ろ過、保管、
ろ過、充填、
及び表示・包装・試験・保管からなる。
重要工程は、
、
、
及び
とされている。
製剤の製造工程について、実生産スケールでプロセスバリデーションが実施されている。
2.2.3 製造工程の開発の経緯
製剤の開発過程における製造方法の主な変更点は、表 4 のとおりである。なお、製剤の開発は mRNA2002 を原薬とした製剤(ARCT-021)で行われた。ARCT-154(本剤)と ARCT-021 は、使用する mRNA
原薬のみ異なるが、製造工程は同一である。
非臨床試験及び臨床試験に用いられた製剤は製法 A 及び製法 B により製造され、申請製剤は製法 B
により製造される。製法 A から B への変更に伴い、品質特性に関する同等性/同質性評価が実施され、
変更前後の製剤の同等性/同質性が確認されている。
製法
製法 A から製法 B
表 4 製剤の製造方法の主な変更点
変更点
組成及び
の変更(
から
の
の最適化及び
)
工程追加
2.2.4 製剤の管理
製剤の規格及び試験方法として、性状、溶状、pH、確認試験(電気泳動及び液体クロマトグラフィー)、
不溶性異物、不溶性微粒子、純度試験[mRNA(
電気泳動)
]、水分、封入率(蛍光光度
法)
、浸透圧、再溶解時間、粒度(動的光散乱法)
、多分散指数(動的光散乱法)、残留溶媒(エタノール)、
製剤均一性、脂質含量(
-HPLC)
、総脂質含量、mRNA 含量(
-HPLC)
、脂質:mRNA 比、エンド
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コスタイベ筋注用_Meiji Seika ファルマ株式会社_審査報告書