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参考資料1 コスタイベ筋注用 審議結果報告書 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43635.html |
出典情報 | 薬事審議会 血液事業部会安全技術調査会(令和6年度第2回 9/27)《厚生労働省》 |
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表 24
治験薬 2 回目接種後 7 日以降の 2 カ月後までの COVID-19 発症に対するワクチンの有効性・部分集団解析
(ARCT-154-01 試験パート 3b:mITT)
本剤群
プラセボ群
VE
[両側 95%CI]
(%)a)
N(%)
T
n
N(%)
T
n
全体
7787(100) 1131.7 200 7723(100) 1100.6 440
56.6[48.7, 63.3]
)
b
年齢・リスク
18-59 歳、リスク因子なし
3704(47.6) 535.4 119 3701(47.9) 526.4 235
50.8[38.7, 60.6]
18-59 歳、リスク因子あり
2719(34.9) 396.4
53 2690(34.8) 383.6 148
66.5[54.2, 75.5]
60 歳以上
1364(17.5) 199.8
54.3[28.2, 70.9]
28 1332(17.2) 190.5
57
性別
男性
3817(49.0) 560.4
61.1[49.9, 69.8]
85 3793(49.1) 543.6 206
女性
3970(51.0) 571.2 115 3930(50.9) 557.0 234
53.3[41.6, 62.6]
N=解析対象例数、T=総追跡期間(人年)
、n=COVID-19 確定例数
a)Cox 比例ハザードモデル
b)CDC(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/clinical-care/underlyingconditions.html)で指摘されている COVID-19
重症化リスク
免疫原性については、海外 ARCT-154-01 試験パート 1/2/3a で検討され、プラセボ群と比較し、本剤群
で高い SRR 及び GMT が認められた(7.2.1.1 参照)
。なお、ARCT-154-01 試験パート 1/2/3a は限られた
規模ではあるものの有効性についても探索的に検討した結果、2 回目接種後 7 日以降 2 カ月後までの
COVID-19 発症に対する VE[両側 95%CI]は 56.3[18.3, 76.7]%であり、ARCT-154-01 試験パート 3b と
同様に本剤の有効性が示唆された。
(2)追加免疫について
ARCT-154-J01 試験では、RNA ワクチン(コミナティ又はスパイクバックス)を接種した健康成人を
対象に、本剤又は対照薬(コミナティ)を追加接種し、接種 28 日後の SARS-CoV-2(起源株)に対する
免疫原性を比較した。その結果、接種 28 日後の血中 SARS-CoV-2(起源株)中和抗体価の GMT 及び SRR
について、対照薬に対する本剤の非劣性が検証された(7.2.2 参照)
。
また、年齢層別の有効性について免疫原性を検討した結果、表 25 のとおりであり、65 歳以上の被験
者数が非常に限られているため解釈には限界があると考えるが、年齢層間の結果に明確な差異は認めら
れなかった。
31
コスタイベ筋注用_Meiji Seika ファルマ株式会社_審査報告書
表 24
治験薬 2 回目接種後 7 日以降の 2 カ月後までの COVID-19 発症に対するワクチンの有効性・部分集団解析
(ARCT-154-01 試験パート 3b:mITT)
本剤群
プラセボ群
VE
[両側 95%CI]
(%)a)
N(%)
T
n
N(%)
T
n
全体
7787(100) 1131.7 200 7723(100) 1100.6 440
56.6[48.7, 63.3]
)
b
年齢・リスク
18-59 歳、リスク因子なし
3704(47.6) 535.4 119 3701(47.9) 526.4 235
50.8[38.7, 60.6]
18-59 歳、リスク因子あり
2719(34.9) 396.4
53 2690(34.8) 383.6 148
66.5[54.2, 75.5]
60 歳以上
1364(17.5) 199.8
54.3[28.2, 70.9]
28 1332(17.2) 190.5
57
性別
男性
3817(49.0) 560.4
61.1[49.9, 69.8]
85 3793(49.1) 543.6 206
女性
3970(51.0) 571.2 115 3930(50.9) 557.0 234
53.3[41.6, 62.6]
N=解析対象例数、T=総追跡期間(人年)
、n=COVID-19 確定例数
a)Cox 比例ハザードモデル
b)CDC(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/clinical-care/underlyingconditions.html)で指摘されている COVID-19
重症化リスク
免疫原性については、海外 ARCT-154-01 試験パート 1/2/3a で検討され、プラセボ群と比較し、本剤群
で高い SRR 及び GMT が認められた(7.2.1.1 参照)
。なお、ARCT-154-01 試験パート 1/2/3a は限られた
規模ではあるものの有効性についても探索的に検討した結果、2 回目接種後 7 日以降 2 カ月後までの
COVID-19 発症に対する VE[両側 95%CI]は 56.3[18.3, 76.7]%であり、ARCT-154-01 試験パート 3b と
同様に本剤の有効性が示唆された。
(2)追加免疫について
ARCT-154-J01 試験では、RNA ワクチン(コミナティ又はスパイクバックス)を接種した健康成人を
対象に、本剤又は対照薬(コミナティ)を追加接種し、接種 28 日後の SARS-CoV-2(起源株)に対する
免疫原性を比較した。その結果、接種 28 日後の血中 SARS-CoV-2(起源株)中和抗体価の GMT 及び SRR
について、対照薬に対する本剤の非劣性が検証された(7.2.2 参照)
。
また、年齢層別の有効性について免疫原性を検討した結果、表 25 のとおりであり、65 歳以上の被験
者数が非常に限られているため解釈には限界があると考えるが、年齢層間の結果に明確な差異は認めら
れなかった。
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コスタイベ筋注用_Meiji Seika ファルマ株式会社_審査報告書