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参考資料1 コスタイベ筋注用 審議結果報告書 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43635.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会安全技術調査会(令和6年度第2回 9/27)《厚生労働省》
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図 2 マウスに ARCT-021 を 50 μg 単回筋肉内投与後の mRNA-2002 の組織中濃度
<雄>

心臓
脾臓
腎臓
肝臓

筋肉
精巣
鼠径リンパ節
膝窩リンパ節

<雌>

時間(投与後)


心臓
脾臓
腎臓
肝臓

筋肉
卵巣
鼠径リンパ節
膝窩リンパ節
時間(投与後)

<ATX-126>
ATX-126 は、ARCT-021 の投与 2 時間後の時点で、25 及び 50 μg 投与群の脳 14)並びに 25 μg 投与群の
精巣を除き、血漿及び全ての組織で検出された(血漿は図 1)
。最も高い濃度は筋肉(50 μg 投与群の雄
997.2±386.5 µg/g、雌 659.8±157.2 µg/g)及び鼠径リンパ節(50 μg 投与群の雄雌 190.0 µg/g12))で、次い
で膝窩リンパ節で認められた。その他の組織では、高い濃度で検出された組織と比較すると、1/10~1/300
と低い濃度を示した。
投与後 31 日目では両投与群とも、ほとんどの組織で投与量の 1%未満であったが、
肝臓及び筋肉ではそれぞれ平均で投与量の 4%及び 3%が検出された。
筋肉における ATX-126 の雌雄平均半減期は、25 及び 50 μg 投与群でそれぞれ 32 及び 64 日 15)であっ
た。
<S タンパク質>
S タンパク質は、25 μg 投与群では筋肉、肺、リンパ節及び卵巣、50 μg 投与群では筋肉、リンパ節及
び卵巣並びに血漿で検出され、他の組織では検出されなかった。組織のうち最も高い濃度で認められた
14)50 μg 投与群では 20 試料中 1 試料に非常に低い濃度で検出。
15)雄は算出できず、雌のみの平均値。

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コスタイベ筋注用_Meiji Seika ファルマ株式会社_審査報告書