資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (200 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1422
1423
85歳
65歳
男
男
2021年6月7日
2021年7月19日
2021年12月19日 FA5715
2021年9月29日
FC9909
2回目
2回目
35歳
→36歳
1424
(〜2/18 男
の情報
に基づ
く)
2021年11月4日
2022年1月15日
不明
不明
令和3年5月17日 1回目接種(コミナ
ティ筋注、EX3617)
7月2日吃逆を主訴に受診。7月10日
体動困難となり救急搬送。間質性
肺炎と診断され、7月19日よりプレド
ニゾロン40mg/日が開始された。7
月21日には胸部XP著明改善。11月
1日に微熱とともに右上葉に小範囲
の浸潤影が出現したが、抗生剤治
療にて11月5日には消失治癒。11月
15日に39.6度に発熱、胸部XPで両
側下葉に浸潤影を認めた。酸素
15L/分吸入下でもSpO2が40%となっ
たため、緊急に人工呼吸を開始。胸
部XPでは、浸潤影が急速に悪化。
喀痰培養では有意菌は検出されな
かった。抗生剤とステロイド・パルス
療法を開始したところ、11月18日に
は著明改善。11月25日には人工呼
吸器より離脱。その後症状は安定し
ていたが、12月15日頃より、両側肺
炎を発症。12月17日にはCO2ナル
コーシスに陥ったため、再度人工呼
吸を開始したが、尿量減少等多臓
器不全となり12月19日死亡。喀痰
培養では、MRSA3+, 緑膿菌3+が検
出された。
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
専門家による評価【令和4年11月11日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
評価に用いた報告内容
資料番号
間質性肺疾患
多臓器機能不全症候群
毛細血管漏出症候群
器質化肺炎、細胞性免疫の過剰反
応が機序とされる免疫関連有害事
象、毛細血管漏出症候群、呼吸不
全は肺胞内への体液漏出が主因と 肺炎
考えられた。
胸部XP、胸部
CT、喀痰培養
(MRSA3+、緑膿
菌3+)、死亡時
画像診断(急性呼 不明
吸窮迫症候群)
(〜3/18の情報に基づく)
(〜3/18の情報に
基づく)
急性呼吸不全
γ
肺炎が原因と考えるのが妥当とは思われるが、ワクチンと
の因果関係は当報告書の情報では判断できない。
γ
※〜9/2から変更なし。
肺炎が原因と考えるのが妥当とは思われるが、ワクチンと
の因果関係は当報告書の情報では判断できない。
※〜10/7から変更なし。
急性呼吸窮迫症候群
免疫介在性副作用
基礎疾患:糖尿病、高血圧、肥満、
悪性腫瘍
脳梗塞
2021年7月19日に新型コロナワクチ
ン2回目の接種を施行。施行後、頭
多発脳梗塞、鼻腔癌、呼吸不全、肺
痛症状が出現し、MRIを施行したと
腺癌の全身転移
ころ、橋、大脳皮質に多発脳梗塞像
を認めた。その後視覚障害が出現
(〜3/18の情報に基づく)
し、精査をしたところ鼻腔がんの診
断に至った。
状態悪化
(〜3/18の情報に基づく)
ワクチン接種後体調不良(感冒症
状)、12月は尿閉で受診。
劇症型心筋炎
散歩中、突然の心肺停止で救急搬
送。
不明
心筋炎
MRI、血液検査、
CT、心エコー
評価不能
(〜3/18の情報に
基づく)
不明
→解剖(詳細は結
果が出次第報告
予定 )、血液検査
(トロポニンT上昇
あり、クレアチン
キナーゼ上昇あ
り、クレアチンキ
ナーゼMB上昇あ
り、CRP上昇あ
評価不能
り、D-ダイマー上
昇あり)、脳・胸腹
部CT、冠血管造
影、血液ガス検
査、脳波、胸腹部
X線、心電図
有(肺線癌、鼻
腔癌)
無
γ
γ
死亡の原因がワクチンである可能性は高くないと考える。
※〜9/2から変更なし。
本症例は「劇症型心筋炎」の診断を受けたということであ
るが、臨床経過や検査所見など詳細な情報が不明であ
る。また、ワクチン接種から2か月以上経過して急な発症
で死に至った。約1か月前の「尿閉での病院受診歴」の詳
細もはっきりしない。以上を総合して評価すると、本症例
が死に至った原因は不明である。
γ
γ
※〜9/2から変更なし。
死亡の原因がワクチンである可能性は高くないと考える。
※〜10/7から変更なし。
本症例は「劇症型心筋炎」の診断を受けたということであ
るが、臨床経過や検査所見など詳細な情報が不明であ
る。また、ワクチン接種から2か月以上経過して急な発症
で死に至った。約1か月前の「尿閉での病院受診歴」の詳
細もはっきりしない。以上を総合して評価すると、本症例
が死に至った原因は不明である。
※〜10/7から変更なし。
(〜4/13の情報に
基づく)
1425
82歳
男
2022年1月8日
2022年1月9日
FJ5929
1回目
糖尿病(メトホルミン3T毎食後、トラ
ゼンタ1T朝食後、インスリン療法)、
高血圧症(カルブロック1T朝食後)、
高脂血症(プラバスタチン1T朝食
後)で治療中。嚥下困難な状態。コ
ロナPCR検査陽性、1か月半入院加
療(2021年6月3日)。
1回目接種当日、夕食を元気に食べ 不明
た。接種当日未明、安眠状態であっ
た。接種翌日朝、呼吸停止状態で
発見された。
不明
不明
関連あり
不明
γ
ワクチン接種翌日の死亡症例であるが、剖検などが実施
されておらず情報不足のため評価できないと考える。
※〜9/2から変更なし。
(〜3/18の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜2/20)後に報告
された内容))
200
γ
注2
コメント
ワクチン接種翌日の死亡症例であるが、剖検などが実施
されておらず情報不足のため評価できないと考える。
※〜10/7から変更なし。
症例No