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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和4年10月7日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

脳梗塞の診断で通院中(2016/5/2
から)、慢性心不全(2017/12から)、
脂質異常症、逆流性食道炎、高ホ
モシステイン血症、慢性胃炎
222

89歳



2021年6月1日

2021年6月8日

FA2453

1回目

胸部大動脈瘤破裂

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

大動脈瘤破裂

胸部CT

評価不能

ロトリガ、ネキシウム、フォリアミン、
ノイロビタン、ガスモチン、人工涙液
マイティア
(〜8/4の情報に基づく)

有(解離性大動
脈瘤の破裂)

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

コメント

既往などから、胸部大動脈瘤(解離性大動脈瘤を含む)の
リスク因子を有していたことが示唆され、経過に影響を与
えた可能性がある。ワクチン接種が胸部大動脈破裂によ
る死亡に与えた影響は不明である。

専門家による評価【令和4年11月11日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

※〜9/2から変更なし。

評価に用いた報告内容
資料番号

既往などから、胸部大動脈瘤(解離性大動脈瘤を含む)の
リスク因子を有していたことが示唆され、経過に影響を与
えた可能性がある。ワクチン接種が胸部大動脈破裂によ
る死亡に与えた影響は不明である。
※〜10/7から変更なし。

既往歴に胃ガン、腹壁瘢痕ヘルニ
ア、2型糖尿病、膀胱ガン術後、椎
骨動脈狭窄症

223

79歳



2021年6月7日

2021年6月8日

EY5420

2回目

併用薬:ネキシウム、シルニジピン、
ナトリックス、シュアポスト、フェブリ
ク、
心停止
メトグルコ、シロスタゾール、アトル
バスタチン、ノイロビタン、ファモチジ
ン、パラセタモール、トラムセット、タ
フマックE、セレコキシブ

心停止

不明
→死亡時画像診
断、血液検査

評価不能

不明

γ

(〜8/4の情報に
基づく)

死因に関する情報が得られておらず、ワクチンと死亡の因
果関係は評価できない。

γ

※〜9/2から変更なし。

死因に関する情報が得られておらず、ワクチンと死亡の因
果関係は評価できない。
※〜10/7から変更なし。

(〜8/4の情報に基づく)

224

225

88歳

97歳





2021年5月18日

2021年5月12日

2021年5月20日

2021年5月18日

EY0779

EW4811

1回目

1回目

睡眠時無呼吸症候群

既往歴:左大腿骨頸部骨折、糖尿
病、糖尿病性腎症、高血圧:アムロ
ジピン、不安定狭心症、高脂血症、
心拡大(CTR58% H30.12.20)、便
秘:センノシド、うつ病の疑い:パロ
キセチン、夜間せん妄の疑い:リス
ペリドン、頸骨全面軽度浮腫あり

肺胞出血

肺胞出血

ワクチン接種後の血栓形成による アナフィラキシー反応
冠動脈の一過性閉塞
→アナフィラキシーで冠動脈攣縮又
は冠動脈プラークの破錠が起こり、
急性心筋梗塞(Kounis症候群)を発

コーニス症候群
(〜12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(〜12/5)後に報
告された内容))
急性心筋梗塞

226

227

94歳

76歳





2021年6月3日

2021年5月12日

2021年6月6日

2021年5月16日

不明

不明

2回目

1回目




→心房細動、C型肝硬変
併用薬:リバロキサバン(イグザレ
ルト10)

不明

右小脳梗塞

不明

小脳梗塞

90歳



2021年6月2日

2021年6月7日

FA2453

1回目



評価不能

不明

γ

不明
→血液検査、心エ
コー、心電図
(〜12/24の情報
関連あり
に基づく(集計・専
門家評価対象期
間(〜12/5)後に
報告された内
容))

解剖

評価不能

不明
→頭部・体幹部
CT、頭部MRI、血
液検査
評価不能

不明

γ

有(1ヶ月前から
38℃台の発熱を
繰り返していた
とのことである
が詳細不明

γ

不明

γ

不明

不明

不明

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

ワクチン接種後に生じた症状は一旦改善に向かい、退院
した直後に死亡確認となっている。死亡時画像診断や剖
検は実施されておらず、死因は不明である。病態について
様々な考察がなされているものの、根拠に乏しく、高齢で
あることや、多くの疾患を有していたことを考慮すると、原
因を特定することは極めて困難であると考える。

γ

γ

不明

γ

229

230

85歳

90歳





2021年5月21日

2021年5月24日

2021年5月25日

2021年6月6日

EY2173

EX3617

1回目

1回目

呼吸器不全

呼吸不全

不明

評価不能

不明

γ

ワクチン接種後に生じた症状は一旦改善に向かい、退院
した直後に死亡確認となっている。死亡時画像診断や剖
検は実施されておらず、死因は不明である。病態について
様々な考察がなされているものの、根拠に乏しく、高齢で
あることや、多くの疾患を有していたことを考慮すると、原
因を特定することは極めて困難であると考える。

剖検は実施されているが死因は明確にされていない。接
種前から体調不良であったことが示唆されているが、詳細
は不明である。ワクチンと死亡の因果関係は評価できな
い。

剖検は実施されているが死因は明確にされていない。接
種前から体調不良であったことが示唆されているが、詳細
は不明である。ワクチンと死亡の因果関係は評価できな
い。

γ

経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。

※〜10/7から変更なし。

γ

死因に関する情報は得られておらず、ワクチンと死亡の因
果関係は評価できない。

経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。

経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。
※〜10/7から変更なし。

γ

※〜9/2から変更なし。

→胃がん術後

※〜10/7から変更なし。

※〜10/7から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

評価不能

(コメント無し)

※〜9/2から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

(〜8/4の情報に
基づく)

(〜8/4の情報に基づく)

228

CT

死因に関する情報は得られておらず、ワクチンと死亡の因
果関係は評価できない。
※〜10/7から変更なし。

γ

経過の詳細は得られておらず、ワクチンと死亡の因果関
係は評価できない。

(〜8/4の情報に基づく)

※〜9/2から変更なし。

※〜10/7から変更なし。

脳梗塞、左大腿骨転子部骨折術
後、右内頚動脈狭窄、脂質異常症、
急性胆嚢炎の既往(2020年から)、
皮膚搔痒症
バイアスピリン錠、アスピリン腸溶錠 自己免疫性溶血性貧血
100mg、エピナスチン20mg、センナ
(頓服)内服中

AIHAとITPが複合的に生じた可能性は否定できない。直
接・間接クームス試験陽性、LDH上昇、ハプトグロビン低
下はAIHA、血小板数3.3万(6/6)はITPに合致するが、
MCV上昇はmacrocytic anemiaとAIHAによる網赤血球増
加の相乗効果と思われる。ただしLDH上昇は軽度。ビタミ
ンB12上昇はメチコバール投与によるもの。sIL-2Rが4806
と著増していることはリンパ球の活性化を示している。CT
の細かい読影があれば、有り難い。

AIHAとITPが複合的に生じた可能性は否定できない。直
接・間接クームス試験陽性、LDH上昇、ハプトグロビン低
下はAIHA、血小板数3.3万(6/6)はITPに合致するが、
MCV上昇はmacrocytic anemiaとAIHAによる網赤血球増
加の相乗効果と思われる。ただしLDH上昇は軽度。ビタミ
ンB12上昇はメチコバール投与によるもの。sIL-2Rが4806
と著増していることはリンパ球の活性化を示している。CT
の細かい読影があれば、有り難い。

血液検査、胸腹
骨盤腔CT
自己免疫性溶血性貧血

関連あり
(〜8/4の情報に
基づく)

(〜8/4の情報に基づく)



γ

※〜9/2から変更なし。

34

γ

注2

コメント

※〜10/7から変更なし。

症例No