よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (214 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1483

1484

39歳

71歳





2021年9月25日

2022年1月31日

2021年9月28日

2022年2月5日

FJ5790

不明

2回目

3回目

予診票での留意点はなし。
捜査機関からの情報によると、2回
目接種後、38.1℃までの発熱との本
人記録あり。接種3日後まで生存が
確認され、接種4日後、安否確認に
より死亡として発見された。その際、
41.5℃の体温計記録があったとのこ
と。

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

死因は不詳も、解剖によって確定診
断が得られていない若年急死の原
不整脈
因としての致死性不整脈の可能性
は残る。

病歴:脳性麻痺、頚椎症性筋萎縮
症、不眠症、便秘症、日常生活動作
障害(介護レベル5、ADL自立度評
価法0)、嚥下低下も可能
併用薬:パントシン、メコバラミン、ロ
キソプロフェンNa、カロナール、リボ
トリール、アミティーザ、ファモチジン
D、センノシド、デザレックス、ブロチ
ゾラム、桂枝加芍薬湯
敗血症
3回目接種翌朝、38.6℃の発熱。解
熱剤内服後も完全に解熱しなかっ
た。その後、体の痛み、食欲不振を
訴えた。接種4日目後、病院へ搬送
され、その翌日、敗血症にて死亡し
た。

専門家による評価【令和4年10月7日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

敗血症

解剖(致死的外傷
や死亡に関連し
得る疾病の所見
認めず)、血液検
査、髄液検査、病
理組織学的検査
評価不能
(現在まで副反応
として報告されて
いる病態(心筋
炎、脳炎、血栓症
他)を積極的に疑
う所見を認めず)

不明
→血液培養(βStreptococcus
group G陽性)、血
液検査、尿培養
(基質特異性拡張
型βラクタマーゼ
(ESBL)陽性)、喀
痰培養(メチシリ
ン耐性黄色ブドウ
球菌(MRSA)陽
性)

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

有(致死性不整
脈の疑い)

γ

不明

γ

不明
→関連あり
(〜4/13の情報
に基づく)

コメント

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

得られた情報からは、致死的な臓器不全を発症している
かどうかは不明であり、敗血症によって死亡した可能性を
検討できない。ワクチン接種が経過に与えた影響も評価
不能である。

専門家による評価【令和4年11月11日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

γ

※〜9/2から変更なし。

評価に用いた報告内容
資料番号

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

得られた情報からは、致死的な臓器不全を発症している
かどうかは不明であり、敗血症によって死亡した可能性を
検討できない。ワクチン接種が経過に与えた影響も評価
不能である。
※〜10/7から変更なし。

(〜4/13の情報に
基づく)

(〜4/13の情報に基づく)

1485

1486

26歳

88歳





2022年2月14日

2022年2月17日

2022年2月17日

2022年2月19日

FK7441

FL1839

3回目

3回目

病歴:重度精神遅滞、自閉スペクト
ラム症、てんかんの既往あり。幼少
期、熱性けいれんなど6歳頃までに
数回発作の既往有り。その後、自然
消失していたが、2010年3月に顔を
左に向け右手が進展しその後大発
作に繋がる複雑部分発作様のエピ
ソードがあった。その後1〜2回発作
があり、ゾニサミド100mg、ジアゼパ
致死性不整脈
ム6mg/日の投与治療を受け、その
後は今回まで発作はなかった。
併用薬:ゾニサミド100mg、ジアゼパ
ム6mg
2022年2月14日ワクチン3回目接
種。特変なかったが、接種3日後の
夜、自宅でてんかん発作を起こし
た。その後、心肺停止となり救急搬
送された。蘇生かなわず死亡。

不整脈

もともと嚥下障害があり経鼻経管栄
養を行っていた。3回目接種翌日
夜、多量嘔吐。約3時間後、排便後
にSpO2が80%台に低下したため、
O21L/分の投与でSpO290%台に回復
した。接種2日後朝、血圧低下。
誤嚥性肺炎
SpO270%〜80%に低下し、O24L/分
の投与でSpO290%台に回復したが、
約1時間後呼吸停止。
もともと嚥下障害があり、接種翌日
夜の多量嘔吐時に誤嚥し、呼吸状
態の悪化をきたしたと考えられる。

誤嚥性肺炎

死亡時画像診断
(CT)(画像的に
不明
明らかな所見は
なかった)

不明

不明

有(誤嚥性肺
炎)

関連なし

γ

γ

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
※〜9/2から変更なし。

214

γ

γ

注2

コメント

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
※〜10/7から変更なし。

症例No