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会議資料 (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00031.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第57回 )
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Preexposure Prophylaxis の項に、HIV 非感染かつ感染リスクのある人に対する抗レトロウ
イルス薬の予防投与(PrEP)及び性交後の抗レトロウイルス薬投与(曝露後予防)は、HIV
の感染予防に極めて有効であることが記載されている。
<日本における教科書等>
該当なし
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1 ) CONSOLIDATED GUIDELINES ON HIV PREVENTION, TESTING, TREATMENT,
SERVICE DELIVERY AND MONITORING(Published by World Health Organization, 2021)13)
3.2.1 Oral pre-exposure prophylaxis for preventing the acquisition of HIV の項に、以下のよう
に記載されている。
HIV 予防アプローチの一環として、HIV 感染のリスクが高い人々に対して、TDF を含む
経口剤の曝露前予防(PrEP)を予防選択肢として提供することが推奨される(strong
recommendation, high certainty evidence)

2)PREEXPOSURE PROPHYLAXIS FOR THE PREVENTION OF HIV INFECTION IN THE
UNITED STATES-2021 UPDATE(Published by Centers for Disease Control and Prevention,
2021)2)
Summary の項に、以下のように記載されている。
本剤の 1 日 1 回経口投与による PrEP は、男女共に HIV 感染のリスクを減少させるにあ
たり安全で有効であることが示されていることから、
性的に活発なすべての成人及び青年に対して、PrEP に関する情報を提供することが推
奨される。
性的に活発な成人及び体重 35 kg 以上の青年で HIV 曝露及び感染の実質的なリスクが
ある場合、男女共に、本剤の連日投与による PrEP が HIV 予防として推奨される。
成人及び体重 35 kg 以上の青年の薬物使用者で HIV 曝露及び感染の実質的なリスクが
ある場合、男女共に、本剤の連日投与による PrEP が HIV 予防として推奨される。
3)BHIVA/BASHH guidelines on the use of HIV pre-exposure prophylaxis(PrEP)(Published by
British HIV Association, 2018)3)
3. Summary of recommendations の項に、以下のように記載されている。
【MSM】
コンドームを使用しない肛門性交を過去 6 カ月の間及び現在も行っており、HIV 感染
のリスクが高いことが特定された HIV 陰性の MSM に対して本剤のオンデマンド又は
1 日 1 回経口投与による PrEP が提供されることを推奨する。
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