会議資料 (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00031.html |
出典情報 | 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第57回 ) |
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(子宮体癌の一亜型である子宮癌肉腫に対しては category 1)で推奨される。また、Other
Recommended Regimen として、DC(パクリタキセルが禁忌の場合に考慮)が category 2A で
推奨される。
2)National Cancer Institute, Endometrial Cancer Treatment (PDQ®)-Health Professional
Version 2)
術後再発高リスクの I 期及びⅡ期の子宮体癌に対して、TC±放射線療法が推奨される。
Ⅲ期、Ⅳ期及び再発の子宮体癌に対して TC が推奨される。
3)ESMO-ESGO-ESTRO Consensus Conference on Endometrial Cancer: diagnosis, treatment and
follow-up 9)
進行・再発の子宮体癌に対して、標準的治療は 3 週間ごとの TC 6 サイクルである(GOG0209 試験結果に基づく)
。
4)ESGO/ESTRO/ESP guidelines for the management of patients with endometrial carcinoma10)
化学療法単独が代替選択肢である(I、B)。
(PORTEC-3 試験及び GOG-0258 試験に言及)
再発の子宮体癌に対する全身療法としての標準的化学療法は、カルボプラチン AUC 5~
6 mg・min/mL 相当量とパクリタキセル 175 mg/m2 を 21 日ごとに 6 サイクル併用投与であ
る(I、A)。
<日本におけるガイドライン等>
子宮体がん治療ガイドライン 2023 年版 22)
JGOG2043 試験に言及した上で、再発高リスク群に対する術後化学療法レジメンは AP
が標準的治療であるものの、海外や本邦の実地臨床を勘案すると、TC も標準的治療とし
て提案される旨が記載されている。
進行例に対しては、GOG209 試験に言及した上で、TC が新たな標準的治療となった旨
が記載され、TC 又は AP が同じ推奨の強さで推奨されている。
再発例に対しては、白金系抗悪性腫瘍剤による化学療法歴がない場合には TC が推奨さ
れている。
TC の用法・用量として、カルボプラチン AUC 5~6 mg・min/mL 相当量とパクリタキセ
ル 175 mg/m2 を 3 週間ごとと記載されている。
6.本邦での開発状況(経緯)及び使用実態について
(1)要望内容に係る本邦での開発状況(経緯)等について
国内開発なし
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