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会議資料 (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00031.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第57回 )
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より今後 3 カ月の間にリスクが高い行為を行うことが予想される者に対しても推奨され
る。
治療中でない又は治療中であるが検出可能なウイルス量である HIV 陽性パートナーと
1 回以上コンドームを使用しない肛門性交(挿入側又は被挿入側)を行った者―不特定
の HIV 陽性である男性パートナーと 1 回以上コンドームを使用しない肛門性交を行っ
た者
不特定の HIV 感染状況が不明なバイセクシャル男性パートナーとコンドームを使用せ
ず、被挿入側の肛門性交を 1 回以上行った者
HIV 血清状態が不明のパートナー又は HIV 陽性で治療を行っていない又は治療中であ
るがウイルス検出されたパートナーとの肛門又は膣性交において、コンドームが外れ
た又は破れたことが 2 回以上認められた者
1 回以上薬物を使用した性交(chemsex)を行った者
PrEP のスクリーニング時に診断された性病を含め、1 度以上直腸淋病、直腸クラミジ
ア又は感染性梅毒と診断された者
【異性間性交渉】
過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為を行っており、かつ今後 3 カ月の間に同様
のリスクが高い行為を行うことが予想される者に対して、HIV 予防戦略として PrEP が推奨
される。また、過去 3 カ月以内に HIV 感染リスクの高い行為はなかったが、環境の変化に
より今後 3 カ月の間にリスクが高い行為を行うことが予想される者に対しても推奨され
る。
治療中でない又は治療中であるが検出可能なウイルス量である HIV 陽性パートナーと
1 回以上コンドームを使用しない肛門又は膣性交(挿入側又は被挿入側)を行った者
不特定の HIV 陽性パートナー又は HIV 感染状況が不明なヘテロセクシャル又はバイ
セクシャルパートナーとコンドームを使用せず、被挿入側の肛門又は膣性交を 1 回以
上行った者
HIV ウイルス量に関わらず、HIV 陽性パートナーと妊娠を目的とした計画的なコンド
ームを用いない挿入側又は被挿入側の膣性交を行った者
<日本におけるガイドライン等>
1)HIV 感染症「治療の手引き」第 26 版. 日本エイズ学会 HIV 感染症治療委員会; 2022 17)
曝露前予防内服(PrEP:Pre-exposure Prophylaxis)の項に、以下のように記載されている。
PrEP とは、非 HIV 感染者で高リスク行為を行う者が、その行為前または定期的に
TDF/FTC などを内服することにより HIV 感染を予防する手法である。海外では、近年の
HIV 感染予防方法として注目されており、適切に内服すれば、ほぼ感染防御可能とされて
いる 18)。現在 44 カ国で TDF/FTC もしくはそのジェネリックが、予防薬として承認済みで
あるが、本邦では承認されておらず、その承認が切望される。

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