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(参考)新旧対照表 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html
出典情報 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》
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糖尿病性腎症重症化予防プログラム


新旧対照表


からの聞き取り等により、生活習慣の状況や身体状況等を把握し、
受診勧奨や保健指導に活用することが重要である。
○また、う蝕(むし歯)、歯周病、歯の喪失やそれ以外の歯・口腔に
関わる疾患等により咀嚼機能が低下すると、野菜や肉類等の摂取量
が減少するとともに、生活習慣病や低栄養のリスクが高まると報告
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されている。特に、血糖コントロールの不良は歯周病を重症化さ

せることや、歯周病が重症であるほど血糖コントロールが不良とな
ること、歯周病治療によって血糖コントロールの状態も改善するこ
とが報告18されており、糖尿病性腎症重症化予防の取組において
も、必要に応じて口腔衛生の指導をするとともに、歯周病の未治療
者に対しては継続的な歯科受診を勧奨する。併せて、糖尿病の合併
症の1つである糖尿病網膜症の進行防止の観点から、定期的、継続
的な眼科受診を勧奨する。

1)青壮年に対する取組
○高齢期に至るまで健康を保持するためには、青壮年期からの取組が
重要である。糖尿病性腎症重症化予防の取組においても青壮年期か
ら取り組む必要がある。
○糖尿病が疑われる者は、40歳代から増加し、特に男性では50歳代に
なると急増する19。また、高血圧を有する者も増加する。糖尿病が疑
われる者が急増するこの年齢層に対して糖尿病性腎症重症化予防に
取り組むことにより、糖尿病についての適切な治療継続や生活習慣
の改善等が期待でき、それに伴い合併症の発症・重症化予防や合併
症による臓器障害の進行予防等も期待できる。また、人工透析の導
入時期も遅らせることが期待でき、対象者本人の生活の質を維持す
ることができるほか、医療経済への影響も小さくすることが期待で
きる。

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備考欄