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(参考)新旧対照表 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html
出典情報 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》
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糖尿病性腎症重症化予防プログラム


新旧対照表


○青壮年、特に30歳代から50歳代では、「健康な食習慣の妨げとなる
点」として、「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと」
の割合が60歳代以上に比較すると多く20、糖尿病性腎症重症化予防の
取組を実施するに当たっては、このことを考慮した取組となるよう
配慮する。糖尿病のみでなく、高血圧、喫煙、食生活の乱れ(朝食
の欠食)などが腎障害の悪化につながることに留意する。
○糖尿病性腎症をはじめとする糖尿病の合併症は、発症後、長期間を
経て徐々に進行していくと考えられることから、青壮年が多く加入
している被用者保険の保険者においても、糖尿病性腎症重症化予防
に取り組むことが必要である。糖尿病性腎症重症化予防の取組は継
続して行うことが重要であるため、例えば保険者協議会や地域・職
域連携推進協議会等を活用して、市町村国保と国保組合、被用者保
険との間で、健診データやレセプトデータ等(以下「健康・医療情
報」という)やそれぞれが捉えている地域の健康課題、保健事業の
実施状況等の共有や、役割分担しながらどのように取組を進めてい
くかなどの連携体制の確認等を行うことが非常に重要である。

2)高齢者に対する取組
〇令和2年4月から高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施が開始
され、後期高齢者医療広域連合(以下「広域連合」という。)から
委託を受けた市町村により、後期高齢者の保健事業として、糖尿病
性腎症重症化予防に関する事業が実施されている。
〇高齢者の特性を踏まえた健康支援をしていくためには、高齢者に見
られる心身機能の特徴や老年症候群の合併頻度が高いこと、学会の
ガイドライン等の動向や関係部局による事業の方向性等に関する見
識を深めておくことが必要である。

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備考欄