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(参考)新旧対照表 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html
出典情報 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》
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糖尿病性腎症重症化予防プログラム


新旧対照表


(後期高齢者の特性)
① 前期高齢者と比べ、加齢に伴い虚弱な状態であるフレイルが顕著に
進行しやすい。
② 複数の慢性疾患を保有し、フレイル等を要因とする老年症候群の症
状も混在するため、包括的な疾病管理がより重要となる。
③ 医療に係る課題として、多医療機関の受診や多剤処方等がある。
④ 健康状態や生活機能、生活背景等の個人差が大きい。
⑤ 医療のみならず、介護や福祉等の様々なニーズを併せ持つ状況にあ
る者が多い。
〇高齢者への健診・保健指導では生活習慣病の重症化予防だけではな
く、体重や筋肉量の減少、低栄養等によるフレイル等の予防・改善
に着目した対策に徐々に転換することが必要である。特に、75歳以
上の者への保健指導については、生活習慣病等の慢性疾患の重症化
予防に加え、後期高齢者の質問票等を活用し、フレイル等に関連す
る老年症候群(低栄養、転倒・骨折、誤嚥性肺炎等)等の心身機能
の低下とそれに起因する疾病の予防に着目し、実施する必要があ
る。また、その方法については、本人が主体的に選択できるように
配慮するとともに、認知機能の程度を含む加齢による心身の特性の
変化や性差、生活状況等の実情に応じた内容とし、地域包括ケア推
進における関係者や地域住民も含めて地域ぐるみでの支援を行うこ
とに留意する。
〇個人ごとの健康状態の差が大きくなり多様性が更に高まることや、
75歳以上の多くの者が医療機関を受診していることを勘案すると、
医療機関と連携した取組を推進する必要がある。
〇医療機関に通院していない高齢者については、青壮年期と同様、健
診等の機会を活用して、生活習慣病が軽症のうちに医療につなげ、

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備考欄