糖尿病性腎症重症化予防プログラム
新

新旧対照表
旧

備考欄

図表 2 糖尿病性腎症による透析導入時の平均年齢の推移（1983-2021）６

（２）これまでの糖尿病性腎症重症化予防の取組

（新設）

○ 平成27年に、保険者等における先進的な予防・健康づくりの取組を

○また、データヘルスの一環として、「経済財政運営と改革の基本方

全国に広げること等を通して健康寿命の延伸等を図ることを目指

針2015」（平成27年６月30日閣議決定）において重症化予防を含めた

す、民間主導の活動体である日本健康会議7が発足した。同会議の

疾病予防等に係る好事例を強力に全国に展開することとされ、さら

第１期（2015年～2020年）に掲げられた「健康なまち・職場づくり

に、平成27年７月10日に開催の日本健康会議2で採択された「健康なま

宣言2020」に糖尿病性腎症重症化予防にも取り組むことが記載され

ち・職場づくり宣言2020」の「宣言２」においても「かかりつけ医等

た。

と連携して生活習慣病の重症化予防に取り組む自治体を800市町村、

○ これを受けて、平成28年に、日本医師会、日本糖尿病対策推進会議

広域連合を24団体以上とする。その際、糖尿病対策推進会議等の活用

及び厚生労働省の三者で糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定を

を図る。」とされ、生活習慣病の重症化予防に係る取組についての要件3

締結し、糖尿病性腎症重症化予防プログラムを策定した。また、市

及び取り組む自治体数の目標が掲げられた。

町村における糖尿病性腎症重症化予防の取組をより一層推進するた

○このような中で、行政と医療関係者が連携体制を構築し、その取組を全国に横

めに、厚生労働省では、同プログラムに基づいた具体的な事業の実

展開するため、平成28年３月に、日本医師会、日本糖尿病対策推進会議及

施方法等を整理した糖尿病性腎症重症化予防に関する事業実施の手

び厚生労働省は「糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定」を締結

引き8を平成31年に作成した。

した。

○ 現在では、地域の実情に応じた糖尿病性腎症重症化予防の取組の推

○平成27年度厚生労働科学研究費補助金「糖尿病性腎症重症化予防プ

7

（変更）