よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(参考)新旧対照表 (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html
出典情報 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

糖尿病性腎症重症化予防プログラム


新旧対照表


備考欄

関係機関と抽出方法について予め相談しておくことが望ましい。
(医療機関における抽出方法:主に図表11のD)

(糖尿病治療中断かつ健診未受診者の抽出方法)

○ 糖尿病治療中に尿アルブミン、尿蛋白、eGFR等により腎障害の悪化

○以下の者等を対象として状況確認を行い、健診・医療機関受診を勧

が判明し、保健指導が必要と医師が判断した患者を対象とする。例

める。

えば、

・過去に糖尿病治療歴がある、又は過去3年間程度の健診にて

・生活習慣の改善が困難な者

HbA1c6.5%以上が確認されているものの、最近1年間に健診受診歴や

・治療を中断しがちな者

レセプトにおける糖尿病受療歴がない者

・自施設に管理栄養士等が配置されておらず、実践的な指導が困難
な場合
・専門医療機関との連携が困難な地域
・その他、地域包括ケア等の連携体制の中で、地域の実情により連

・歯科や眼科治療中の患者において糖尿病治療を中断していることが
判明した者
・薬局やイベント等における健康相談において糖尿病の履歴があり十
分に管理されていない者

携が望ましいと考えられる場合
などが想定される。地域の実情に合わせ、自治体は医師会等地域
の関係機関と抽出方法についてあらかじめ相談しておくことが望
ましい。
(留意点)

(留意点)

○ 第4期については、腎障害の急速な悪化、心血管イベント、心不全

○第4期については、心血管イベント、心不全の発症リスク、死亡リ

の発症リスク、死亡リスクが高く、保健指導のみで対応することは

(追加)(変更)

スクが高いことに十分に留意する必要がある。

適切ではない。腎臓専門医と連携した対応が必要である。また、透
析導入への準備期間として本人、家族の相談に応ずることも求めら
れる。
○ 血清クレアチニンを測定していない場合は、尿蛋白が陰性の第4期
を見落とす可能性があることに留意する必要がある。

○血清クレアチニンを測定していない国保等では、尿蛋白が陰性の第

(変更)

4期を見落とす可能性があることに留意する必要がある。

○ 後期高齢者は、疾病の重複がある場合が多く、個別の疾患のガイド

○後期高齢者は、疾病の重複が多く、個別の疾患のガイドラインでは

ラインでは対応できない点も多くなる。そのまま適用すると重複受

対応できない点も多くなる。そのまま適用すると重複受診・薬剤の

診・薬剤の過剰投与になるおそれもあるため、かかりつけ医機能を

過剰投与になるおそれもあるため、かかりつけ医と連携の上、専門

56

(追加)(変更)