資料1-2 新経済・財政再生計画 改革工程表2023 (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/1221/agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和5年第17回 12/21)《厚生労働省》 |
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【政策目標】
① 教育政策における外部資源の活用、PDCAの徹底、DXの推進等による、学習環境の格差防止、
次代を担う人材育成のための取組の質の向上(国際比較による水準の維持・向上等)
② 官民をあげた研究開発の推進、Society5.0やイノベーション・エコシステムの構築等による、科学技
術立国の実現(国際比較による研究水準の維持・向上、大学の国際競争力の強化等)
③ スポーツ・文化の価値を将来の投資に活用・好循環させることによる当該分野及び経済社会の発展
〇時代の変化に対応した教育の質の向上:GIGAスクール構想の一人一台端末を通じた教育改革の更なる推
進に向け、個別最適な学びと協働的な学びの実現や、デジタル時代に不可欠な情報活用能力の向上、ICT
活用を通じた不登校児童生徒の学びの保障の充実を図る。併せて、教職の魅力向上等の観点から、教師の処
遇の抜本的な見直しの制度設計等を進めつつ、時間外在校等時間の短縮や校務DXによる働き方改革、処遇
改善、指導・運営体制の充実、教師の育成支援を一体的に進める。また、少子化が急速に進む実態等を踏ま
えつつ、私立大学への財政支援のメリハリ付け強化等を通じた教育の質保証や経営力強化に取り組む。加え
て、我が国の国際競争力向上や持続的発展・成長に向けた戦略的な留学生の派遣・受け入れ(大学・高校段
階での双方向の留学者数の大幅な増加)を推進する。
〇科学技術立国の実現(大学の国際競争力の強化等):大学ファンドについて、2024年度中に初回認定大学の
支援を開始するとともに、同年度中に次期公募を行う予定。段階的にポテンシャルある数校程度の大学を認
定し、これら大学について、世界トップクラスの研究者が集まり、若手研究者が存分に活躍できる環境を提
供する世界最高水準の研究大学の実現につなげる。また、日本の研究力底上げのために、地域の中核大学や
特定分野の強みを持つ大学が自身の強みや特色を十分に発揮し、社会変革をけん引できるよう「地域中核・
特色ある研究大学総合振興パッケージ」の活用を促しつつ、着実に支援を進める。更に、国際頭脳循環の活
性化を目指し、我が国の研究者による国際科学トップサークルへの参画や若手研究者等の育成強化のための
国際共同研究等を推進する。
※ スポーツはエビデンス整備と並行してKPI・工程を見直しつつ、引き続き健康増進への貢献や市場拡大に向けて取り組む。文化は第2期文化芸術
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推進基本計画の策定を踏まえたKPIを2023年度中を目途に設定し、改革工程表2024に反映予定。