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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (101 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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総合事業の見直しプロセス
STEP 6

デザインした通りに事業を実施できている?(本格実施)
⚫ モデル事業の結果、事業の本格実施が可能と判断できたら、規模・範囲を広げて実施に踏み切ります。
⚫ 本格実施にあたり、委託仕様書の条件・内容の確定や事業所との調整など供給体制を固めていくとともに、
わがまちのストーリーとともに、関係者や住民への説明会を行い、周知を進めます。モデル事業での成果
をもとに、財政当局への説明を行い、必要な予算を確保しておくことも重要です。
⚫ 本格実施の段階から、新たに事業に関わる地域包括支援センターやサービス提供事業所、生活支援コーデ
ィネーターなどの関係者がいる場合には、全体への説明会とは別に対話会や研修会などを行い、わがまち
の地域づくりのストーリーの共有(規範的統合)や、疑問点、不安点などを解消し、その後の事業の円滑
な実施に向けた環境づくりをしていきましょう。
デザインした通りに事業を実施できているか継続的に把握する

デザイン
各事業の
6W2H
組み立て

アウトカム

実装・実行
予算や
人員投入

各事業の
実施

各事業の
実績

インプット

アクティビティ

アウトプット

目指す
成果

⚫ 関係者にわがまちのストーリー、目指すビジョンは浸透しているか?
⚫ 手段である事業の実施が目的となっていないか?(時間の経過や担当異動などの影響も)
⚫ 事業やサービスの質は確保されているか?関係者によってバラついていないか?
⚫ 各事業や地域の関係者、資源との連動はできているか?
⚫ 関係者同士で、日々の対話や関係づくりができているか?
⚫ 日々の小さな成果や課題を共有し、改善につなげられているか?
⚫ 利用者や住民、関係者の手応えや声はどうか?

活用する情報・データ例
介護予防ケアマネジメントの実施内容
 地域ケア会議を通したケアプランの内容確認(状態像、アセスメント、目標設定、サービス内容、維持・改善・悪化率など)
 地域包括支援センター等へのヒアリング(総合事業の内容やインフォーマルサポート資源、利用者の動向等)
サービスの提供状況の確認
 サービス利用の実績データ
 サービス提供事業所や住民主体の活動の実施内容・方法・体制・採算などについての確認、ヒアリング
利用者や家族、住民の声の確認
 利用者アンケートやインタビューの実施

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