介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (360 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》 |
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短期集中予防サービスがうまく機能しているかどうかは、
どのような観点から検討するのがよいでしょうか?
短期集中予防サービス
事業デザイン
考えてみよう 現在はどのあたりに課題感をおもちですか?
短期集中予防サービスを実施しているものの、利用者の改善についてのデータや、利用終了後にどう地域での
生活につながったか(他のサービス利用を含む)、受けていた生活支援サービスが不要になったか等を把握し
ていないことも多いようです。まずは現状の事業をどう捉えているかを聞いてみましょう。
各論 / 短期集中予防サービスの基本的事項を教えてください(必要な要素)
106ページ
大事な視点
短期集中予防サービスがうまく機能しない場合には、以下のような観点のどこかに不具合が生じ
ています。サービスの再構築に向けた視点として参考にしましょう。
検討ポイント
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サービスの対象者像を明確にできているか
関係者に「高齢者は元気になれる」という共通認識や成功体験があるか
住民や関係機関は短期集中予防サービスの存在や、どんな効果があるか知っているか
適切な介護予防ケアマネジメントができているか(本人の望む生活を目標にできているか)
運動機能のみでなく、意欲への働きかけ、セルフケア、社会参加まで含めたアプローチができ
ているか
卒業後の役割の再獲得や社会参加のための居場所、通いの場へつなぐところまでできているか
庁内連携や各事業間の連動がしっかりできているか
事業としての目標設定や評価ができているか
確認しよう 「高齢者が元気になり地域に戻った」どんな事例をお持ちですか?
関係者の規範的統合ができているかどうかは、具体のエピソードを語れるかどうかで確認ができます。関係者
に成功体験がなく「高齢者は現状維持が精一杯」というイメージをもっていることもあります。まずは、地域
包括支援センターと対話してみましょう。その上で、介護予防ケアプランがどのような内容になっているか、
地域ケア会議は効果的か、といったあたりから確認・検証してみましょう。
総論 / 総合事業で元気になった方の事例動画
12ページ
各論 / 介護予防ケアマネジメントの基本的事項を教えてください(目的・意義)
63ページ
好事例は積極的に広報・活用していきましょう
短期集中予防サービスを実施している中で各関係者が体験した好事例については、写真や動画を活用して住民
や関係者に広げていきましょう。
各論 / 短期集中予防サービスの効果を利用者や家族、その他関係者に信じてもらうためには、どうすればよいですか?
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