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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (287 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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伴走支援とは何ですか?

市町村における取組を加速するために、都道府県等が伴走して地域づくりを進めて
いく方法です。厚生労働省の職員派遣事業(R2・R3)や地域づくり加速化事業
(R4・R5)で、いくつかの市町村ですでに実践されています。

市町村の「実情に応じて」伴走支援する
⚫ 市町村の実情は様々であり、支援者となる都道府県等の方針や体制なども様々であるため、どのような
形(内容、方法、深度など)で伴走支援に入るのかは、実情に応じて最適なやり方を決める必要があり
ます。
⚫ 市町村の課題認識や取組意欲に応じた手上げでの支援開始もありますし、各種データ等を分析し、都道
府県側から市町村に働きかけて実施に至ることもあります。

参考:3回訪問による支援のパッケージ例
⚫ 厚生労働省の職員派遣事業(R2・R3)や地域づくり加速化事業(R4・R5)では、以下のような3回訪問
による支援を6ヶ月ほどかけて実施しています。都道府県や厚生(支)局等に相談を検討する際の参考と
してご覧ください。





1回目後~2回目訪問

2回目後~3回目訪問

• 1回目内容をもとに現状
把握や原因分析、関係者
声掛けなどアクション
• 1.5mtgで進捗共有

• 2回目内容をもとに関係
者目線合わせ、取組検
討・準備などアクション
• 2.5mtgで進捗共有

0.5mtg

1.5mtg

2.5mtg

(オンライン等)

(オンライン等)

(オンライン等)

支援先決定

1回目訪問

• 支援先の選定方針
• エントリー募集
• 応募確認・決定

• 相互理解、関係構築
• 課題感や背景の確認
• 状況の可視化ワーク
• 次の動きを確認 など








支援希望~1回目訪問
• エントリー実施
• 基礎情報の提出
• 初回訪問の受入れ準備
• 0.5mtgで課題感共有 等

2回目訪問

アクション継続
トライ&エラー
必要に応じ相談

3回目訪問

• アクション結果の確認
• 課題、原因等の整理
• 取組方針の検討
• 具体施策の検討 など

• アクション結果の確認
• 方向性の確認・修正
• 今後に向けての整理 など

支援前準備・0.5mtg

1.5mtg

2.5mtg

• 基礎情報の読み込み
• 課題感の確認
• 論点抽出、仮説設定
• 支援方針、進め方、参加
者選びなどの作戦会議 等

• 1回目後のアクション進
捗確認、フォローアップ
• 次回内容、関係者の巻き
込み、進め方などの作戦
会議 等

• 2回目後のアクション進
捗確認、フォローアップ
• 次回内容、関係者のさら
なる巻き込み、進め方な
どの作戦会議 等

• 定期的な声掛け
• 進捗状況の
フォロー

株式会社 日本能率協会総合研究所「介護予防・日常生活支援総合事業等の充実のための市町村支援 都道府県マニュア
ル」(令和4年3月)、R3年度老健事業

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