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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (17 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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第3章

支援パッケージの効果的な活用に向けて

本事業では、令和4年度の「地域づくり支援ハンドブック vol1」をもとに、
「市町村の支援者向け『地
域づくり支援ハンドブック vol2』」

「市町村向け『地域づくり支援ハンドブック』
」、そしてハンドブッ
クの説明書として「地域づくり支援ハンドブック『ダイジェスト版』」の3点を作成した。これらを活用
して、地域づくりをより一層加速化していくためには、次の視点について検討していくことが求められ
る。

ハンドブックの活用促進(周知と研修)
○ハンドブックは、厚生労働省から都道府県・市町村への通知により、また地域づくり加速化事業に参
加する支援者(アドバイザー・厚生(支)局・都道府県)や市町村への周知により、その活用の促進
を図ってきた。しかしながら、地域づくり加速化事業における伴走的支援において、ハンドブックを
活用していない支援者、市町村が見受けられた。そのため、地域づくりを加速するためのエッセンス
が多く詰め込まれているこのハンドブックをいかに活用してもらうか、その活用方策を検討・実践し
ていく必要がある。
(活用例)
・地域づくり加速化事業内でのさらなる活用
→オリエンテーションだけではなく、時間をかけたハンドブック講座の開催
→第1回現地支援時に詳しく説明
→全国研修資料にハンドブックの説明動画を追加
・市町村セミナー等、厚生労働省の研修での周知・活用

ハンドブックのブラッシュアップ
○ハンドブックを活用してもらうためには、常に新しい内容に更新していくことが必要である。実際に
使ってみて、分かりづらい部分や不足している部分を改善したり、記載内容の理解度を測るチェック
リストなど新たな項目を追加したり、新しい事例等を追加したりなど、最新版にブラッシュアップし
ていくとともに、国の検討会等を踏まえた加筆・修正が求められる。

ハンドブックの電子ブック化
○ハンドブックはページ数がとても多いため、必要な情報にたどりつけなかったり、読み飛ばしたりす
る可能性がある。そのため、ユーザビリティ(アクセシビリティ)の観点から電子ブック化すること
で、容易にアクセス・検索可能となる。

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