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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (239 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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Q

他省庁との連動

農村RMOと連携するイメージを教えてください

農林水産省

宮崎県西都市

事例紹介

〇事例の概要
西都市では、人口減少と高齢化の深刻な問題を解決するため、地域住民が主体となり、平成
31年より地域組織の改編や創成プロジェクトなどを計画してきました。
令和2年に東米良創生会が有志16人で設立され、「1000年続く村 東米良創生プロジェクト
循環型山村づくり」が始動し、この実現に向け、令和4年「東米良地区1000年協議会」が農
村RMOとして設立されました。
【1000年続く村 東米良創生プロジェクト 循環型山村づくり】

〇移動手段の確保に関する取組の経緯
コミュニティバスは1日往復2便で、路線は主要道路のみであり、地域内の集落間移動や診
療所、介護予防教室などへの参加は自家用車を使用していますが、高齢者には困難な状況とな
っているという背景がありました。
〇事業の概要
農村RMOが主体となり、行政も関わりながら、生活支援、移動支援を行っています。
利用希望者宅から地区内の拠点(福祉施設・公共施設・山の駅等)への送迎、コミュニティ
バスのバス停まで及び東米良地区内における移動などを予約制で運行する互助輸送を実施して
います。
車両3台(10人乗り1台、軽自動車2台)、運転ボランティア32人を確保しており、運休日
は特に設けずに取り組んでいます。
〇条件等
・予約システム、軽車両2台購入等(県の補助金(約500万円)を活用)
・善仁会が所有するハイエースと軽車両2台で運行
・運営費は利用者負担(50円 or 100円)と西都市互助による輸送事業補助金を活用
・令和4年度実績延べ利用数2,325名
西都市補助金約140万円
〇今後の展望
令和5年度現在、東米良地区で実施されているオンデマンド移動支援サービスについて、総
合事業移行にあたっての課題の抽出と整理を行い、利用者の利便性を維持することを目指し
ています。
また、地域における移動支援サービスの起ち上げモデルケースとして確立させ、市内の他地
域でも事業展開を図っていけるよう、取組を進めています。

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