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介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (152 ページ)

公開元URL https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》
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Q

どうして総合事業の多様なサービスの中で、短期集中予防サービス
を作った方がよいと言われるのでしょうか?

短期集中予防サービス
事業デザイン

なぜ専門職が関わるサービスが必要なのでしょうか?
総合事業のなかでも短期集中予防サービスだけは、保健・医療の専門職が提供することになっています。この
背景・意味合いをもう一度確認しましょう。
各論 / 短期集中予防サービスの基本的事項を教えてください(目的・背景)

129ページ

大事な視点
短期集中予防サービスは、生活のしづらさが出てき始めた高齢者に対して、専門職が集中して関わ
ることで、その生活上のつまづきを具体的に解決し、できるだけ短期間のうちに自立したもとの生
活を取り戻して元気になってもらい、地域での生活を継続してもらうためのサービスです。総合事
業のなかでも、他のサービス類型にはない価値・特徴(強み)があるのです。
そのためには、わがまちの要支援者等の状態像をしっかり調査・把握して、このサービスの対象者
像を明確にし、関係者と共有することが必要です。その上で、「改善可能性のある方はまず短期集
中予防サービスから」もしくは「自立を目指すお試し」といった形で、総合事業全体における軸と
してデザインすることで、介護予防の成果につなげやすくなると言えます。

「改善可能性のある方」をイメージできていますか?
要支援1・2の方々は、病気や障害が重くない限りは、生活の困りごとを解決することで、もとの生活ができる
ようになると言われています。要介護1・2の方々においても、道具や環境を整えたり、工夫の仕方を知ったり
することで、生活での困りごとが再びできるようになると言われています。まだまだ改善できる可能性があり
ますよ、と希望をもってもらい短期集中予防サービスを使ってもらいましょう。
総論 / 総合事業で元気になった方の事例動画

12ページ

総論 / 介護予防の対象となるのはどんな方ですか?

22ページ

わがまちではどんな短期集中予防サービスができるか考えてみる
短期集中予防サービスは上記のとおり、他のサービスにはない強み・価値がありますが、総合事業は地域の実
情に応じて構築するのが大事です。わがまちの地域づくりの状況、高齢者の生活状況、事業予算面や専門職が
確保できそうかどうか、など事前に検討することはたくさんありますので、一度これらのことを考えてみる機
会をもってはどうでしょうか。
総論 / 短期集中予防サービスのデザイン例

25ページ

短期集中予防サービスを軸としている事例は?



「介護予防の取組強化・推進のための市町村マニュアル<別冊 事例集>」に5つの自治体での短期集中予防サービスの
構築例がありますので確認してみましょう。
厚生労働省「介護予防の取組強化・推進のための市町村マニュアル<別冊 事例集> 」(令和4年3月) 、R3年度介護予
防活動普及展開事業

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