介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究 報告書 (285 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jmar.co.jp/job/public/llg.html |
出典情報 | 介護予防・日常生活支援総合事業の活性化に向けた自治体支援ツール(支援パッケージ)の構築に係る調査研究(5/15)《日本能率協会総合研究所》 |
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都道府県は、必要な環境構築や伴走支援も含めて、多面的な役割を担っています。
市町村だけで課題を抱えるのではなく、取組に関する相談先として念頭に置いてお
きましょう。
都道府県の役割
⚫ 都道府県は、時に深く関わる伴走支援をすることもありますし、前提となる支援環境の構築から始める
こともあります。情報提供や人材育成支援、関係団体とのつなぎといったところで動いてくれることも
あるでしょう。
⚫ 以下に各場面での役割のイメージを参考として示していますが、必ずしも場面ごとに明確な線引がある
わけではありません。市町村の状況・ニーズに応じて、都道府県としても柔軟な対応を考えているはず
です。
伴走支援などの介入時
支援環境の構築・改善
⚫ 管内市町村の地域づくりの状況把握
⚫ 対話による関係構築
⚫ 他市町村のデータや傾向との比較、分析
⚫ ビジョンの明確化
⚫ 都道府県内での支援チーム組成、方針策定
⚫ 現状把握、データ比較・分析
⚫ 厚生(支)局や本省との連携体制の構築
⚫ 課題の抽出・整理・優先順位付け
⚫ 制度や事例等の情報収集、アップデート など
⚫ 要因分析、真因の把握
⚫ 事業見直し案の検討、デザイン
⚫ 具体的施策の検討
⚫ 関係者の巻き込み、仲間づくり
常時・継続的な支援
⚫ 市町村の首長への訴求
⚫ 定期的な進捗状況の把握、相談にのる
⚫ 財源検討、予算確保の支援
⚫ 取組事例や参考情報の収集、管内への発信
⚫ 外部アドバイザーの派遣
⚫ 市町村の強み・努力している点を見出
し肯定的に伝える
⚫ 市町村をまたがる広域的調整
⚫ 人材育成、研修の実施
⚫ 肯定的な関わり・支援
など
⚫ 関係団体とのつなぎ、場の設定 など
参
照
株式会社 日本能率協会総合研究所「介護予防・日常生活支援総合事業等の充実のための市町村支援 都道府県マニュア
ル」(令和4年3月)、R3年度老健事業
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