最終評価報告書 別添 (142 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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ビジネスセクター、学校、教会などそれぞれに(役割を担う)機会があると記載
コミュニティの中のパートナーシップ、特に伝統的でないパートナーにリーチすることは、コミュニ
ティの健康を改善する最も効果的なツールとなると記載
適切に組織され権限を与えられたコミュニティは、彼ら自身の健康を決定することに高い効果
を及ぼす。また、草の根のコミュニティ・プロジェクト、市民社会グループ、女性組織は、ヘルス・
プロモーションにおける効果を示しており、他コミュニティが求める実践モデルを備えていると記載
コミュニティ・エンパワメントが主要な議題の一つとなっており、エンパワメントは「人々が自身の
生活を形作る要素や意思決定をコントロールするプロセス」を指すと定義
健康の社会的決定要因に向けたガバナンスの効果的な作用のために、政策の意思決定にお
ける効果的な参加手段を採用することによる政策立案・実装におけるコミュニティの役割の強
化が必要と記載
コミュニティを基点とし、複数のセクターを巻きこんでSDHを含めたより上流へアプローチすること
をPublic Health 3.0と定義しており、コミュニティの中でパブリック・ヘルスのリーダーがChief
Health Strategistとしてさまざまな分野のリーダーと連携して、コミュニティのヘルス・プロモー
ションの取組を主導することが必要であると記載
2000:Healthy People 2010
(アメリカ)
2005:バンコク憲章
2009:ナイロビ会議
2011:Rio Political
Declaration on Social
Determinants of Health
2016:Public Health3.0
(アメリカ)
1986:オタワ憲章
1990:Healthy People 2000
(アメリカ)
ヘルス・プロモーションは優先順位設定、意思決定、戦略策定、その実装において、具体的か
つ効果的なコミュニティアクションを通じて機能するが、そのプロセスにおいてコミュニティの努力と
将来に当事者意識を持ちコントロールできるようなエンパワーが肝要であると記載
1978:アルマ・アタ宣言
コミュニティへの言及
プライマリヘルスケアとはコミュニティの自立と自決の精神に則り、コミュニティの中の個人や家族
があまねく享受できるよう、十分な住民参加のもとで実施されるものであり、コミュニティの主な
健康問題に対処し、それに応じてプロモーション、予防、治癒、リハビリテーションのサービスを
提供するものであると記載。
文書・宣言
コミュニティが主導する
健康づくり
コミュニティを通じて行う
健康づくり
変遷
別添3
アルマ・アタ宣言から健康におけるコミュニティの重要性は謳われているが、コミュニティを通じて行う政策から、コミュニティが主導して行う健
康づくりに漸次的に移行しており、そのためのコミュニティの役割・権限の拡大や、エンパワメントについての記載が見られるようになる。
今回調査文書から見る「コミュニティ」観の変遷
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