最終評価報告書 別添 (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2.主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底に関する目標
領域
(2) 循環器疾患
目標項目
② 高血圧の改善(収縮期血圧の平均値の低下)
策定時の
指標
中間評価
最終評価
136mmHg
137mmHg(年齢調整値)
136mmHg(年齢調整値)
参考:134mmHg
ベースライン
(変更前)
目標値
評価
目標値
(最終)
137mmHg
138mmHg
収縮期血圧の平均値
134mmHg(年齢調整値)
男性
平成22年
平成30年
平成28年
参考:令和元年
B*
134mmHg
現時点で目標値に達していないが、改善傾向に
ある(目標年度までに目標到達が危ぶまれる)
令和4年度
131mmHg
130mmHg
133mmHg
収縮期血圧の平均値
130mmHg(年齢調整値)
130mmHg(年齢調整値)
参考:129mmHg
女性
平成22年
平成30年
平成28年
調査名
厚生労働省「国民健康・栄養調査」
設問
―
表番号
第21表の1
第21表の2
参考:令和元年
第23表の2
B
129mmHg
現時点で目標値に達していないが、
128mmHg(年齢調整値)
改善傾向にある
令和4年度
総合評価
総合評価
(中間)
(最終)
a
B*
改善している
現時点で目標値に達して
参考:第23表の2
いないが、改善傾向にあ
る(目標年度までに目標
到達が危ぶまれる)。
※経年推移を見ると女性
算出方法
(上記表中の40歳~89歳の平均値を参照)
は減少、男性は平成27
年までは減少していた
が、それ以降はやや上
昇。
算出方法(計算式)
備考
―
・40歳~89歳、服薬者を含む。
・平成28年(大規模年)の値は、通常年の実施世帯数を勘案した全国補正値である。
■直近値vs目標値
・収縮期血圧の平均値(男性)は、目標値に達していない。
・収縮期血圧の平均値(女性)は、目標値に達していない。
■直近値vsベースライン
・収縮期血圧の平均値(男性)は、ベースラインと比較して有意に減少している(p=0.04)。
・収縮期血圧の平均値(女性)は、ベースラインと比較して有意に減少している(p<0.001)。
【注】重回帰分析を用いて年齢調整(40歳~49歳、50歳~59歳、60歳~69歳、70歳~89歳の4区分)を行い、平成22年を基準とした平成30年との比較を行った。
分析
■年齢別の分析
・収縮期血圧の平均値(男性)の年齢階級別の推移は、平成22年からは減少基調であるが、
平成29年と平成30年において、60歳~69歳と70歳以上で平成28年と比較してやや増加する傾向を示した。
・収縮期血圧の平均値(女性)の年齢階級別の推移は、平成22年からは減少基調であるが、
平成29年と平成30年において、70歳以上で平成28年と比較してやや増加する傾向を示した。
■経年的な推移の分析
・収縮期血圧の平均値(男性)は、平成22年~平成27年は有意に減少している(p=0.002)、平成27年~平成30年は有意に増加している(p=0.049)。
・収縮期血圧の平均値(女性)は、平成22年~平成30年で有意に減少している(p=0.006)。
【注】平成22年の調査実施人数を用いて年齢調整値を算出し、各年次の平均値と標準誤差を用いて、joinpoint regression analysisで検定を行った。
調査・データ分析上の課題
・特記事項なし。
■各指標の評価
・収縮期血圧の平均値(男性)は、直近値とベースラインの比較において有意に改善傾向にあるが、目標年度までに目標到達が危ぶまれることからB*と判定。
・収縮期血圧の平均値(女性)は、直近値とベースラインの比較において有意に改善傾向にあることからBと判定(目標達成見込み)。
分析に基づく評価
■目標項目の評価
・A=5点、B及びB*=4点、C=3点、D=2点と換算して平均値を算出(小数点以下五捨六入、Eは除く)した結果、4点であり、かつ目標年度までに目標到達が危ぶまれるこ
とから、B*と判定。
別添1
11