最終評価報告書 別添 (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
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5.栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善に関する目標
領域
(1) 栄養・食生活
目標項目
① 適正体重を維持している者の増加(肥満(BMI 25以上)、やせ(BMI 18.5未満)の減少)
策定時の
指標
ベースライン
31.2%
20歳〜60歳代男性の肥満者
の割合
平成22年
22.2%
40歳〜60歳代女性の肥満者
の割合
20歳代女性のやせの者の割
合
中間評価
32.4%
35.1%
32.3%(年齢調整値)
34.7%(年齢調整値)
平成28年
(変更前)
目標値
令和元年
21.6%
22.5%
21.7%(年齢調整値)
22.7%(年齢調整値)
19%
令和4年度
29.0%
20.7%
20.7%
20%
厚生労働省「国民健康・栄養調査」
設問
―
表番号
第14表
算出方法
―
算出方法(計算式)
平成28年は特別集計 ※
第15表の1
令和元年
D
悪化している
令和4年度
令和元年
平成28年
(最終)
28%
平成28年
平成22年
評価
目標値
平成22年
調査名
備考
最終評価
C
変わらない
C
変わらない
令和4年度
第17表の1
総合評価
総合評価
(中間)
(最終)
b
C
変わらない
変わらない
・女性は妊婦を除外して集計している。
※平成28年(大規模年)の割合は全国補正値であり、単なる人数比とは異なるため、表中からは算出できない。
■直近値vs目標値
・20歳〜60歳代男性の肥満者の割合は、目標値に達していない。
・40歳〜60歳代女性の肥満者の割合は、目標値に達していない。
・20歳代女性のやせの者の割合は、目標値に達していない。
■直近値vsベースライン
・20歳〜60歳代男性の肥満者の割合は、ベースラインと比較して有意に増加している(片側p値=0.03)。
【注】重回帰分析を用いて年齢調整(20歳〜29歳、30歳〜39歳、40歳〜49歳、50歳〜59歳、60歳〜69歳の5区分)を行い、平成22年を基準とした令和元年との比較を
行った。
・40歳〜60歳代女性の肥満者の割合は、ベースラインと比較して有意な変化は認められない(片側p値=0.75)。
分析
【注】重回帰分析を用いて年齢調整(40歳〜49歳、50歳〜59歳、60歳〜69歳の3区分)を行い、平成22年を基準とした令和元年との比較を行った。
・20歳代女性のやせの者の割合は、ベースラインと比較して有意な変化は認められない(片側p値=0.07)。
【注】回帰分析を用いて、平成22年を基準とした令和元年との比較を行った。
■経年的な推移の分析
・20歳〜60歳代男性の肥満者の割合については、平成22年〜平成25年は有意に減少している(p=0.03)、平成25年〜令和元年は有意に増加している(p<0.01)。
【注】平成22年の調査実施人数を用いて年齢調整値を算出し、各年次のパーセンテージと標準誤差を用いて、joinpoint regression analysisで検定を行った。
・40歳〜60歳代女性の肥満者の割合については、平成22年〜令和元年は有意な変化は認められない(p=0.42)。
【注】平成22年の調査実施人数を用いて年齢調整値を算出し、各年次のパーセンテージと標準誤差を用いて、joinpoint regression analysisで検定を行った。
・20歳代女性のやせの者の割合については、平成22年〜令和元年は有意に減少している(p=0.046)。
【注】各年次のパーセンテージと標準誤差を用いて、joinpoint regression analysisで検定を行った。
調査・データ分析上の課題
・20歳代女性の対象者数が少ないことが課題である。
■各指標の評価
・20歳〜60歳代男性の肥満者の割合は、直近値とベースラインの比較において有意に悪化傾向にあることから、Dと判定。
・40歳〜60歳代女性の肥満者の割合は、直近値とベースラインの比較において有意な変化は認められなかったため、Cと判定。
分析に基づく評価
・20歳代女性のやせの者の割合は、直近値とベースラインの比較において有意な変化は認められなかったため、Cと判定。
■目標項目の評価
・A=5点、B及びB*=4点、C=3点、D=2点と換算して平均値を算出(小数点以下五捨六入、Eは除く)した結果、平均値が3点であることから、Cと判定。
別添1
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