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最終評価報告書 別添 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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(様式1)

2.主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底に関する目標
領域

(4) COPD

目標項目

① COPDの認知度の向上
策定時の

指標

ベースライン
25%

中間評価

平成29年

目標値

28%

26%

評価

目標値

(最終)

80%

参考:28%

COPDの認知度
平成23年

(変更前)

最終評価

令和元年
参考:令和3年

調査名

一般社団法人GOLD日本委員会「COPD認知度把握調査」

設問

あなたはCOPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気を知っていますか?

表番号



算出方法

「どんな病気かよく知っている者の割合」+「名前は聞いたことがある者の割合」

C
変わらない

令和4年度

総合評価

総合評価

(中間)

(最終)

b

C

変わらない

変わらない

ベースライン:7.1+18.1
算出方法(計算式)

中間評価:9.6+15.9
最終評価:10.8+17.0
参考:10.9+17.3

備考



■直近値vs目標値
・目標値に達していない。
■直近値vsベースライン
・ベースラインと比較して増加している(ベースラインからの相対的変化:+10.3%)。
・ランダムサンプリングでないため、検定不要と判断。
■年齢別の分析
・20歳代で30%を超えており最も高く、世代があがるたびに低下する傾向があり、60歳以上では25%を切っている。
分析

■経年的な推移の分析
・平成21年(17.7%)から平成25年(30.5%)までは増加傾向が認められたが、その後平成28年(25.0%)にかけて
減少傾向が認められ、令和元年(27.8%)にかけて再び微増している。
■追加の分析
・「どんな病気かよく知っている」という回答については平成22年(7.1%)から令和元年(10.8%)に上昇している。
・「肺気腫」という語句の認知率は69.1%である(同調査)。
・「慢性気管支炎」という語句の認知率は63.0%である(令和元年度

一般社団法人GOLD日本委員会「COPD認知度把握調査」)。

・COPDという病名としての認知率は低いが、本疾患によって起こる症候や病態については
国民の半数以上に認知されていることが示唆される。

・COPD死亡数は絶対数でみても年齢調整死亡でみても減少していること、また、その死亡年齢もより高齢にシフトしている。
調査・データ分析上の課題

・健康日本21(第二次)ではCOPDという病名の認知率をあげることを目標としたが、”長年の喫煙による生活習慣病としての肺疾患”という観点からは、病名自体の認知率向
上よりも高齢者の肺の健康という観点からの調査が必要であると考えられる。

分析に基づく評価

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別添1

・ベースラインからの相対的変化率でみると5%を超えて改善しているが、目標80%に対してわずかな変化幅のため、Cと判定。